2匹の豆柴の仲睦まじい姿や、旅行好きの飼い主さんと日本各地を旅する写真に「かわいすぎる！」とファンになる人が急増中の「豆柴なつ＆ふゆ」(Instagramアカウント@mameshiba.natsuinu56)。2020年10月には、日本47都道府県を訪れた柴犬であることから、「旅柴」としても話題に。そこでウォーカープラスでは2匹の旅の軌跡を連載として追いかける。
連載3回目となる今回は、2020年10月に訪れた岩手県での旅の思い出をご紹介。食いしん坊な2匹が名物料理に一生懸命食らい付くかわいい姿や、渋い表情で世界遺産の前で記念撮影するなど、見逃せない瞬間がいっぱい。そのほかにも、岩手県のペット連れ旅行のいいところについても飼い主さんに聞いてみた。
■世界遺産「中尊寺」で大好きなお散歩タイム
おっとりとした性格の赤柴の「なつ」と、天真爛漫な黒柴の「ふゆ」。毎日寝る時も一緒という、超仲良しな2匹の豆柴は、旅好きの飼い主さんと一緒に「旅柴」として全国各地を訪れている。
今回紹介する岩手県の旅では、歴史的な寺院や庭園、遺跡が残る平泉の「中尊寺」におでかけ。世界遺産の1つである中尊寺の見どころは、黄金に輝く国宝の「金色堂」。長い参道が遊歩道のようになっていて、約30分かけて歩いたが、お散歩大好きな2匹は終始うれしそうにしていたそう。
世界遺産の歴史にも触れて、しっぽりとした大人な時間を満喫したなつ＆ふゆだった。
■前沢牛＆小岩井のソフトクリームに大興奮！
観光スポットはもちろん、岩手県の旅では、前沢牛や小岩井牧場のソフトクリームなど、名物グルメも楽しんだという2匹。特に、宿の夕食で出された前沢牛を飼い主さんがあげると、あまりのおいしさに感激したのか、身を乗り出して食べていたという。「とてもおいしかったようで、食べ終わったあとも、おかわりの催促が止まらなかったです(笑)」と、飼い主さん。
また、ブランドたまごや牛乳、乳製品などを全国に展開する「小岩井農場」にも訪れた。名物のソフトクリームを飼い主さんがあげると、ペロペロと2匹ともおいしそうに味わっていたとか。「もうひと口欲しい‥」と訴えかけるような、うるうる瞳の2匹の姿がかわいすぎる！
最後に飼い主さんに岩手県をペット連れで旅行するおすすめの理由を聞いてみた。「今回は安比高原、花巻温泉、まつるべ温泉周辺に宿泊しました。岩手県はペットと一緒に泊まれる宿が観光名所の近くに点在しているので、旅の予定をスケジューリングしやすいのが魅力的。中尊寺の参道もお散歩コースにはおすすめです」と話してくれた。
旅の最後は日中遊び疲れたのか、宿の椅子で仲良く抱き合って眠った2匹。小さなスペースで寄り添って眠る姿もほほえましい。
岩手県では初めてブランド牛のおいしさに開眼したなつ＆ふゆ。そんな2匹の旅はまだまだ続くのだった。
※当記事は過去に旅した写真を交えて構成しています。
