今の時期のおでかけには、静かに楽しめるアート鑑賞がおすすめ。そこで今回は、2021年3月に愛知県で開催中のイベントを3つピックアップ。感染予防対策を行ったうえでイベントに足を運んでみよう！
■70点以上のバンクシー作品が名古屋に上陸
世界6都市を巡回し、累計100万人以上を動員した「バンクシー展 天才か反逆者か」が、2021年5月31日(月)まで名古屋で開催中。オリジナル作品のほか、版画や立体オブジェクトなど、70点以上のバンクシー作品が集結する。平和へのメッセージが込められた「ラブ・イズ・イン・ジ・エア」や希望を願う「ガール・ウィズ・バルーン」、社会的弱者をネズミに重ねた「ラット」シリーズなど、日本でもよく知られている社会風刺とメッセージが込められた作品は必見だ。さらに、大型3面スクリーンによるインスタレーションなども実施される。また、会場となる愛知県名古屋市中の旧名古屋ボストン美術館は2018年の閉館から2年4カ月ぶりのオープンとなり、名古屋市民に愛されてきた会場がバンクシー展のために復活することも話題の一つだ。
●「『バンクシー展 天才か反逆者か』名古屋展」/ 期間：2021年2月3日(水)～5月31日(月) / 会場：旧名古屋ボストン美術館(金山南ビル) / 住所：愛知県名古屋市中区金山町1-1-1 / 時間：10:00～20:00、3月、4月は土日祝のみ9:00～20:00(最終入場19:30)※新型コロナウィルスの感染状況により開催期間・開催時間を変更する場合あり
●新型コロナウイルス感染拡大予防対策
【屋内・屋外区分】屋内
【スタッフ対策】手洗い・うがい・手指消毒/マスク着用/定期検温・体調管理の徹底/距離を意識した接客
【施設・会場内の対策】温湿度調整・徹底した換気/共有部分の定期的な消毒/消毒液設置/待機列等での間隔シール設置
【来場者へのお願い】三密回避/体調不良時・濃厚接触者の来場自粛/咳エチケット/入場時の手指消毒・検温/マスク着用/混雑時の入場制限/紙チケット購入者の連絡先記入
■セントレアに温かい光がともる
2021年3月31日(水)まで、愛知県常滑市の中部国際空港セントレアでは「心を一つに、みんなで灯す希望のあかり」をテーマに「セントレアゆめあかり2020」を開催中。アクセスプラザ、第1ターミナル出発ロビー中央には、空港職員が作成した竹あかりを設置。またイベントプラザ中央階段には、常滑焼のランプシェード1300個を展示し、温かみのある光が空港を行きかう人を出迎える。
●「セントレアゆめあかり2020」/ 期間：2020年11月28日(土)～2021年3月31日(水)※悪天候でスカイデッキを閉鎖する場合あり / 会場：中部国際空港セントレア / 住所：愛知県常滑市セントレア1-1 / 時間：第1ターミナル6:00～21:00、アクセスプラザ6:00～21:00
●新型コロナウイルス感染拡大予防対策
【屋内・屋外区分】屋内
【スタッフ対策】マスク着用
【施設・会場内の対策】消毒液設置/座席制限/窓口等に飛沫防止パーティション設置/換気の徹底/キャッシュレス対応
【来場者へのお願い】三密回避/体調不良時・濃厚接触者の来場自粛/咳エチケット/マスク着用
■横尾忠則の全貌に迫る大型個展
2021年4月11日(日)まで、愛知県名古屋市の愛知県美術館で開催中の「GENKYO 横尾忠則 原郷から幻境へ、そして現況は？」は「作品による自伝」をテーマに、横尾忠則の芸術の全貌を多角的に、そして歴史的に紹介。絵画を中心に、グラフィック作品を加えた豊富な出品作品によって、横尾の生涯の展開をたどりながら、その芸術の全貌を明らかにする。1980年代以降の多様なスタイル、技法、テーマによる絵画作品をはじめ、2000年代の代表作「Y字路」シリーズから最新作「原郷」など、60年以上におよぶ活動の全貌に迫る。東海地方の美術館では初めて開催される横尾忠則の個展だ。
●「GENKYO 横尾忠則 原郷から幻境へ、そして現況は？」/ 期間：2021年1月15日(金)～4月11日(日) / 会場：愛知県美術館 / 住所：愛知県名古屋市東区東桜1-13-2 愛知芸術文化センター10F / 時間：10:00〜18:00※金曜は～20:00(最終入館19:30) / 休み：月曜
●新型コロナウイルス感染症拡大防止対策
来場者への呼びかけ(三密回避、体調不良時・濃厚接触者の来場自粛、咳エチケット)/入場時の手指消毒/入場時の検温/入場人数の制限/場内マスク着用/従業員マスク着用/窓口に飛沫感染防止パーティション設置/場内のこまめな換気/場内の消毒/連絡先記入のお願い
※取材時点の情報です。新型コロナウイルス感染拡大予防対策・その他の最新情報は、公式サイト等でご確認ください
