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約80ブランドが大集結!「~パリ発、チョコレートの祭典~ サロン・デュ・ショコラ 2021」開幕

  • 2021年1月20日
  • Walkerplus

チョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」が、ジェイアール京都伊勢丹で2021年1月20日(水)~2月14日(日)に開催。今回は「つながりは、はじまり」をテーマに、世界各国のショコラティエ渾身のショコラが取りそろう「サロン・デュ・ショコラ セレクション」や、ショコラの世界大会「ワールドチョコレートマスターズ」の日本代表選出経験のあるシェフのブースを設け、約80ブランド(初登場3ブランド)のショコラが集まる。

■有名ショコラティエや世界大会代表などのショコラを厳選
京都伊勢丹で食品催事担当を務める藤井真佑子さんに、今回の特徴を聞いてみた。
「『サロン・デュ・ショコラ』の名にふさわしい、各ショコラティエ渾身のショコラを約80ブランドご紹介します。1月27日(水)からスタートする『サロン・デュ・ショコラ セレクション』では、さまざまな“つながり”から生まれた各ショコラティエ自慢の一粒がセレクションされた特別な『セレクションボックス』が登場。定番のベルナシオン、クリティーヌ・フェルベールなど海外ブランドも多数そろいます。

『ワールドチョコレートマスターズ セレクション』では、ショコラの世界大会で日本代表を務めた経験のある、関西拠点の4シェフ、水野直己氏(ナオミミズノ×洋菓子マウンテン)、平井茂雄氏(ラヴニュー)、垣本晃宏氏(アッサンブラージュ カキモト)、小野林範氏(ショコラトリー ヒサシ)を特集。『ジャパンショコラティエ セレクション』では『アン ヴデッド』と『レザネフォール』が、『ジャパンショコラティエ』では『RAU』が初参加します。

会場内唯一のイートインコーナーでは、人気の『パティシエ エス コヤマ』のショコラシェイクを楽しんでいただけます。さらに小山シェフが手掛けたショコラやショコラ菓子、また『小山ロール』も毎週火曜、金曜に登場します!」

※「小山ロール」はジェイアール京都伊勢丹オンラインストアからの予約限定

■初登場や定番からおすすめ5種を紹介
続いて藤井さんにおすすめのショコラを5種教えてもらった。

まず1つ目は、さまざまな「つながり」から生まれたショコラが堪能できる特別なひと箱や、M.O.F.(フランス国家最優秀職人証)ショコラティエから厳選したものなど、4種のボックスがそろう「セレクションボックス」。

「サロン・デュ・ショコラと言えば、『セレクションボックス』です!1箱でいろいろなブランドが楽しめますよ。特に、M.O.F.の称号を持つショコラティエ6名のボンボンショコラを1箱にしたセットは毎年好評。今年は、フレデリック・アヴェッカー、フィリップ・ベル、ジャン=ポール・エヴァンといった豪華な面々の技が詰め合わされます」

2つ目は、「ベルナシオン」タブレット プレジデント レ。1953年創業のメゾンの3代目フィリップ・ベルナシオン氏が、2010年に父ジャン=ジャック・ベルナシオン氏の後を継ぎ、変わらぬ家族経営で伝統と格式を守る。おすすめの「タブレット プレジデント レ」は、なめらかな口溶けとカカオの風味をしっかり感じる1枚。

「カカオ豆からチョコレートバーになるまで一貫して製造を行う“ビーントゥバー”にいち早く取り組むなど、ショコラ業界では一目おかれたメゾン。『タブレット プレジデント レ』は、初代が考案したお菓子をアレンジしたタブレットです」

3つ目は、「パティシエ エス コヤマ」奏。ふわふわとして弾力のあるチョコスポンジに、口溶け滑らかなミルクチョコレートガナッシュをサンド。長く愛され続ける人気の定番商品だ。

「2019年に『世界のトップ・オブ・トップ ショコラティエ100』の一人として表彰を受けた小山シェフ。お菓子作りの原点ともいえるこのお菓子は、チョコレートスポンジでガナッシュをサンドしたシンプルな味わいです」

4つ目は、「ショコラトリー ヒサシ」タブレットGaia。ナッツの香りとスモーキーな香りが広がり、すっきりとした後味が特徴だ。

「オーナーシェフの小野林範氏は、『クラブハリエ』に15年間在籍。その間に『ワールド・ペストリー・チーム・チャンピオンシップ2012』の日本代表メンバーとして参加し、優勝。『ワールドチョコレートマスターズ2015』で準優勝した実力派です。2015年の『ワールドチョコレートマスターズ』パリ本選出場時に製作した、カカオ71%のオリジナルショコラがアソートになっています」

そして5つ目は、「RAU」Iro-Iro。フランスで修業したショコラティエの高木幸世氏が作り出すチョコレートは、南米コスタリカ産のオリジナルブレンドカカオを使用。

「今回初出店の『RAU』。ボンボンショコラ『Iro-Iro』は、オリジナルブレンドカカオを使用した“ビーントゥバー”チョコレートを探求し、一粒のチョコレートの中にさまざまな情景の『色』を表現。カカオ本来の味をダイレクトに感じられるものから、味の濃淡や組み合わせの自由さを生かしたものまで、バラエティー豊かな9種です」

■まだある初登場も見逃せない!
今回の初登場は、先ほどの「RAU」のほか、「アン ヴデッド」、「レザネフォール」の3ブランド。

「アン ヴデット」は、パリでローラン・デュシェンヌ氏(M.O.F)に師事したオーナーシェフ森大祐氏が、お祝いや記念日に喜ばれるスイーツを提供するパティスリー。セレクションボックスの4種入りはルビーシトロンやフィグコニャックなどが。

「レザネフォール」は、国内外のパティスリーやホテルで研鑽したオーナーシェフ菊地賢一氏が、“レトロモダン”をテーマにフランス菓子の伝統と革新を表現。パリをイメージした詰め合わせは、アールグレイ、フランボワーズなど5種。「パヴェオショコラ」はほんのりとラム酒が香る生チョコレートだ。

■スペシャルセミナーや安全・安心対策も
「サロン・デュ・ショコラ2021」では、スペシャルセミナーが復活。2月3日(水)~2月7日(日)の期間、計9回のセミナー(要予約、定員各回10名、各2200円・税込)が実施される。今回のテーマ「つながり」をベースに、有名ショコラティエたちの、人や素材などショコラへの熱い思いを直接聞けるチャンスだ。ぜひWebサイトをチェックしてみよう。

また“密回避”の一環として、「専用入口」からのみの入場による入場制限や、通路幅の確保といった対策もされるので、安全・安心に買い物ができそうだ。しかし会場は混雑が予想されるので、オンラインストアでお気に入りのショコラを見付けるのも楽しいかもしれない。

取材・文=下八重順子

※価格はすべて税込です。
※1月19日時点の情報です。
※写真はイメージです。内容の変更やなくなり次第終了する場合があります。
※新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

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