サイト内
ウェブ

今年の冬は夜も楽しい! ムーミンバレーパークの「アドベンチャーウォーク」

  • 2020年11月27日
  • Walkerplus

「ムーミンバレーパーク」でスタートした冬のイベント「ウインターワンダーランド」。今年の注目は、夜のメインアトラクション「アドベンチャーウォーク」。宮沢湖の外周を舞台とした大規模な光の演出と、ソニーの音響体験「Sound AR(TM)」によって現実世界に仮想世界の音が混ざり合う新感覚体験をしながら、物語の世界に没入できる。

今回の「アドベンチャーウォーク」には、スマートフォンとイヤホン(ヘッドホン)が必須。事前に自分のスマートフォンにアプリをダウンロードし、スタート地点で起動させると体験者の位置情報に合わせて、特定のスポットに入ると連動した音声が再生される仕組み。まるで物語の中に入り込んだような気分を味わえる。

「アドベンチャーウォーク」の舞台となる宮沢湖の外周は約1.8キロ。メッツァビレッジのレストラン棟の奥のスタート地点から歩き始め、16のポイントをめぐっていく。

ポイントごとにストーリーが展開し、キャラクターと一緒に進んでいくことで冬の冒険ストーリー体験ができる。ムーミンの物語を知っている人はもちろんだが、知らなくても臨場感あふれる新感覚は楽しめること間違いなし。

身体連動もしていて、歩くと雪を踏みしめるような足音がするなど、現実と仮想の世界が融合した世界へ入り込むことができる。すべての方向から直接自分の耳に音が届き、目の前にキャラクターたちがいるような、近くで話しているような、物語に入り込んだ感じを体験できる。足音が聞こえると思わず振り返ってしまったり、虫の羽音が聞こえると思わずよけてしまったりと、現実で起こっているような感覚に。

15ポイント目のすぐ近く、ムーミン屋敷の前には、「平和への祈りを繋ぐ参加型アート」として、村松亮太郎 / NAKEDによる新作アート「Breath / Bless Project」(ブレス ブレス プロジェクト)のインスタレーション作品『Dandelion』(ダンデライオン)を展示。タンポポに息を吹きかけると綿毛が舞うインスタレーション作品だが、今回は新型コロナの感染拡大対策として、息を吹きかけるのではなく、スマートフォンをかざすように仕様を変更している。

世界各地に設置された『Dandelion』が起点となり、平和への祈りがネットワークでつながっていく、世界規模のプロジェクト型アートだ。ムーミンの物語の作者トーベ・ヤンソンも、かつて、戦時下でムーミンの物語を生み出し、アートを通して表現や発信し続けてきた。ムーミンバレーパークも平和な世界になることを願っていたトーベの思いを引き継ぎ、平和や平穏への祈りといった優しい感情を通して世界と繋がり合うことができるというコンセプトに共感し、フィンランド本国のライセンサーからの快諾を経て、プロジェクトに参画。ここでの『Dandelion』は綿毛が舞う中にムーミン谷のキャラクターたちが登場する。

そこからエントランスに向かう道が、今回の演出を担当した演出家の小栗了氏がこだわったランタンストリート。物語の最後を締めくくるにふさわしい演出が施されていて、ここを通りぬけて「アドベンチャーウォーク」は終了する。

これまでにない体験型アトラクションで、いろいろな場所で新感覚体験が楽しめる。キャラクターたちと一緒に歩みを進めることで、物語の一員になった気分になれる「アドベンチャーウォーク」。ぜひ、ムーミン谷の冬の森に迷い込んでみよう。

※Sound AR™は ソニー 株式会社 の 商標 です 。
(C)Moomin Characters(TM)

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

あわせて読みたい

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
Copyright (c) 2024 KADOKAWA. All Rights Reserved.