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京都・南座で伝統の歌舞伎の祭典「吉例顔見世興行」。コロナ対策徹底し上演!

  • 2020年11月30日
  • Walkerplus

京都・祇園にある南座では、京の年中行事「當る丑歳 吉例顔見世興行 東西合同大歌舞伎」を2020年12月5日(土)から19日(土)まで上演。※11日(金)は休演日。今年は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染予防対策を万全に行ったうえ、例年よりも期間と公演時間を短縮し、各回完全入れ替え制で3部制、各2演目の興行となる。人間国宝など幹部俳優と若手花形を一度に楽しめ、舞踊と芝居を満喫できる今年ならではの演目に注目を!

■第一部に紫綬褒章受章の中村鴈治郎が登場!

冬の風物詩として親しまれている、伝統的な歌舞伎の祭典「吉例顔見世興行」。3月から新型コロナウィルス感染拡大防止のため松竹運営の劇場が休館していたが、今回感染予防対策を徹底し、南座では約10か月ぶりとなる歌舞伎を上演。予防策として、1日3部制とし、各2演目の興行として行われる。

また、今年は「顔見世」の常連である円熟した俳優陣はもちろん、次世代を担うフレッシュな花形俳優も一堂にそろう華々しい公演に。序幕は、若手花形俳優によるおめでたい舞踊を、2本目は俳優陣が得意とする演目を披露する。

第一部の幕開きは、能・狂言の曲目を原作とした松羽目物『操り三番叟(あやつりさんばそう)』。踊りに定評のある中村鷹之資による舞踊を楽しんだあとは、上方ゆかりの芝居『傾城反魂香(けいせいはんごうこう)』を。昨年、紫綬褒章を受章した注目の中村鴈治郎と、中村扇雀が息の合った掛け合いで夫婦の絆を描く。

■人間国宝・片岡仁左衛門や眉目秀麗な中村隼人らによる第二部!

第二部では、若手花形の注目株である中村隼人と片岡千之助による舞踊『寿二人猩々(ことぶきににんしょうじょう)』で開幕。酒好きの「猩々(しょうじょう)」という不思議な霊獣に、尽きない酒壺を授けられて栄えるという話では、眉目秀麗な二人の美しい舞いを堪能できる。

続いては、平家物語を題材とした、古典歌舞伎の名作『熊谷陣屋(くまがいじんや)』。圧倒的な存在感で歌舞伎界を代表する片岡仁左衛門と、昨年人間国宝に認定された片岡秀太郎らによる重厚な芝居に魅せられること間違いなしだ。

■松本幸四郎や期待の尾上右近らが締めくくる!

第三部は、本興行では長らく上演されていなかった作品『末広がり』から。期待の花形俳優と言われる尾上右近と中村米吉が、新年を迎えるにふさわしい舞踊を披露する。

本公演を締めくくる、上方歌舞伎の代表作『廓文章 吉田屋』には、あらゆる作品で多方面の活躍が光る松本幸四郎と、成長が著しい注目の女方・中村壱太郎が出演。遊郭を舞台とした男女の恋心が織り成す話を、艶やかな芝居で魅了する。

残席わずか!歌舞伎の魅力をぎゅっと恐縮した今年だけの特別な「吉例顔見世興行」をお見逃しなく!

■安心安全に配慮し、新型コロナ対策も万全!

南座では上演にあたって、客席の前後左右を開けた席配置でソーシャルディスタンスを確保するほか、入口でのサーモグラフィーによる検温、アルコール消毒液の設置、座席の消毒など、新型コロナウイルス感染予防対策を徹底している。※写真は11月の催しにて撮影。

今年ならではの演目を、安心安全に楽しもう!

■イベントDATA
イベント名:「當る丑歳 吉例顔見世興行 東西合同大歌舞伎(あたるうしどし きちれいかおみせこうぎょう とうざいごうどうおおかぶき)」
開催日:12月5日(土)~12月19日(土)、11日(金)は休演
時間:第一部10時30分~、第二部14時30分~、第三部18時40分~
電話:0570-000-489(チケットホン松竹)、075-561-1155(南座代表番号)
料金:一等席16000円、二等席8000円、三等席4000円、特別席17000円(各税込)
開催場所:京都 南座
住所:京都府京都市東山区四条大橋東詰
交通:京阪祇園四条駅より徒歩すぐ

※出演者は変更になる場合がございます。予めご了承ください。
※新型コロナウイルスの影響で随時情報が変わる場合があります。ご利用の際はできるだけ電話などの事前予約や確認をおすすめします。
※新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

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