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「ラーメンWalker福島グランプリ」総合部門発表!1位は昨年の総合5位から大躍進したあの店

  • 2020年11月11日
  • Walkerplus

百麺人とガチの読者投票で決まる「ラーメンWalkerグランプリ」の最新ランキングを発表!今年度は、昨年の総合5位から大躍進したあの店が頂点に立つ結果になった。<※情報はラーメンWalker福島2021より>

■総合部門5位「さんくるげ」(田村市)
2019年4月に突如、田村市の山間に現れた新星が総合部門5位にランクイン。しかも新店部門では王者に輝くという「ラーメンWalker福島」史上初の衝撃の結果となった。店主の佐藤さんは、両親が営んでいた寿司店をラーメン店に切り替えて再スタート。店名の「さんくるげ」とは亡き母の口ぐせで、ひっくり返すという意味の方言だ。

高校卒業後、猪苗代でそば打ち職人として活躍した佐藤さん。そば打ち職人時代に培った製麺の知識を基に、研究・施策を重ねた結果、北海道、栃木、四国などの国産小麦をオリジナルに配合。スープも繊細で、牛骨は1回ボイルしてしっかりとアクを取ってから炊き、そこに丸鶏を加えてベースを作る。さらに1回焼き臭みを除き油を落とした真鯛を入れ、牡蠣を合わせている。

ラーメンは、塩、醤油、担々麺の3本柱だったが、2019年秋から2020年にかけて2つの新メニューが加わった。「メニュー数を増やして、お客さんに選べる楽しさを提供したかった」と店主・佐藤さんは話す。

<住所:田村市滝根町神俣字梵天川52 営業時間:7:00~12:00※スープがなくなり次第終了 休み:土日祝>

■総合部門4位「創作麺 やま鳶(とんび)」(いわき市)
2019年は総合部門で1位を獲得。開店2年で頂点を極め、新世代の旗手として注目を集めた。順位こそ落としたものの、食材やメニューをパワーアップさせて意欲は満々。看板メニュー「らぁ麺」には、秋田県由利本荘市産フランス鴨の油を新たに使用。「中華そば」を「和風中華そば」に改良するなど、バージョンアップに余念がない。

サイドメニューには、いわき市魅せる課うまいもの研究所と共同開発した「イワキライキ丼」が登場。いわき産コシヒカリの「イワキライキ」のPRにも貢献している。ご当地ラーメンの「IWAKI SUNSHINEラーメン」など新メニューも登場し、浜通りの旋風としてまだまだその勢力を拡大中だ。

<住所:いわき市平作町1-10-5 第1エミネンス1-AB 営業時間:11:00~20:00(LO)※変更の場合あり 休み:火曜>

■総合部門3位「中華蕎麦 こばや」(福島市)
日本蕎麦さながらに「挽きたて、打ちたて、揉みたて」の3たてをモットーに掲げる同店が、今年でラーメンWalkerグランプリ福島にて4年連続3位以内ランクインとなり、殿堂入りを果たした。創業140年の製粉店をルーツとする店だけに、麺へのこだわりは格別。毎日製粉・製麺する唯一無二の麺に加え、スープ、タレ、具材などラーメンを構成するすべての材料にこだわる。

定番メニューは「中華蕎麦」、「煮干中華蕎麦」、「煮干中華つけ麺」だが、和食やイタリアンの経験もあり、店主が絶大な信頼を置く店長が作る季節限定麺など、個性的な新商品の開発にも積極的に挑む。

また、自慢の麺を主軸に添えた「食堂 ひろ田」、「麺処 ひろ田製粉所」も開店。麺は、店内の製麺所に置かれた石臼の製粉機で毎日粉をひき、それをブレンドして毎朝仕上げている。食材は福島県産にこだわり、指定の生産者・業者から仕入れている。

<住所:福島市松川町関谷字坂下71 営業時間:11:00〜14:00、17:00〜20:00※スープがなくなり次第終了 休み:月曜・火曜の夜>

■総合部門2位「喜一(きいち)」(喜多方市)
開店前から行列ができる喜多方を代表する名店が、2年連続で総合2位にランクイン! 店主は洋食シェフから転身した経歴を持つだけに独特のこだわりを持つ。「料理は足し算ではなく引き算で作る」という信条のもと、仕上げる淡麗のスープは極上の味わい。鶏ガラをベースに、澄み切ったスープは主張しすぎず滋味深い。

なかでも2007年に登場した「Sioラーメン」は、特注麺に絡むスープの旨味に紛れた塩が、あと味を静かに残し消えていく摩訶不思議な味わい。チャーシュー、メンマ、醤油ダレをすべて同じ熟成醤油で仕込むことで、味の統一感を重視している。

日本海藻塩ラーメンに使われている藻塩は、まろやかな味わいでアクセントに。近年は、三島町の町おこしで、温泉水を使ったまろやかな塩ラーメンの開発や新潟県の笹川流れの塩を取り入れるなど、進化が止まらない。

<住所:喜多方市関柴町上高額字境田635-7 営業時間:9:00〜14:20※スープがなくなり次第終了 休み:土日※不定休あり(公式サイトにて確認)>

■総合部門1位「らぁ麺 おかむら」(郡山市)
開業から5周年を迎え、2020年3月には同じ郡山市内で移転リニューアルを果たした「らぁ麺 おかむら」が、昨年の総合5位からいっきにトップまで駆け上がり総合1位に!元ホテルマンという異色の経歴を持つ岡村店主は、独学で試行錯誤を重ね、わずか5年でここまで完成度の高い店へと成長させた。

ラーメンの内容は移転時に一新し、会津地鶏のスープ、背脂スープ、ν白湯(ニューパイタン)スープの3種が主軸。また、不定期で開催する「なにすっぺ」は、自分のアイデアをフル回転させて考案する限定麺で、それを目当てに来店する人も多い。「これまで作った商品のレシピは残していません。常に新しい味わいを作り出していきたいから」と岡村店主。

研究熱心な岡村店主は、麺はプロに発注して効率化を図るが、味作りは日頃からブラッシュアップを重ねるなど、手を抜くことはない。親しいラーメン店主とは、各地に遠征して勉強会を開くことも。岡村店主が重視しているのがホスピタリティ精神で、店長のMIKUさんをはじめとするスタッフも同じ気持ちだ。「お客様には、居心地のよい空間を提供したいと思ってます」と語ってくれた。

<住所:郡山市大槻町字小金林24-1 営業時間:11:00~15:00(LO14:50)、18:00〜21:00(LO20:50)※材料がなくなり次第終了 休み:なし、不定休あり>

味が素晴らしいのはもちろんだが、ホテルなど接客業の経験がある店主と、スタッフが気持ちよく働いている姿にも好感が持てる「らぁ麺 おかむら」が総合1位に輝いた。 ここで紹介した店はいずれも「ラーメンWalker福島」のお墨付き。ぜひ本誌を持って店を訪れてみて。

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

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