
埼玉県さいたま市の岩槻人形博物館で、同館の開館第一回となる特別展「こどものかたち-創作人形の力(ちから)展~平田郷陽・野口光彦を中心に~」が11月23日(祝)まで開催中。
岩槻人形博物館は、日本有数の人形産地であるさいたま市岩槻区に、日本初の人形専門公立博物館として、2020年2月22日に開館。近代人形産業の拠点として発展した、岩槻に伝わる人形作りの技を紹介するだけでなく、日本文化の中に息づく人形の美と歴史を大観し、広く国内外に発信していくグローバルなミュージアムを目指しているという。
「こどものかたち-創作人形の力(ちから)展~平田郷陽・野口光彦を中心に~」では、昭和初期に人形芸術運動で人形の芸術的価値を高めることに尽力した、平田郷陽と野口光彦を中心に、6人の作家の手による子供や親子のかたちを表した創作人形を紹介する。
無垢な子供の一瞬の表情や仕草を捉えた平田郷陽の人形や、生命力や神秘性を感じさせる野口光彦の人形など、彼らの作る「こどものかたち」を通して、その美しさや、現代にまで通じる人形の持つ力が感じられる内容となっている。
「こどものかたち-創作人形の力(ちから)展~平田郷陽・野口光彦を中心に~」に出かけよう。
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