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ラストアイドル安田愛里、殺陣は何をやっても上手くいかなかった?「最初がいちばん下ならあとは登るだけ」

  • 2020年10月22日
  • Walkerplus

ラストアイドル(秋元康氏が新たなアイドルグループを誕生させるべく仕掛けた、同名のオーディション番組から生まれたアイドルグループ)の中心メンバー、安田愛里。

安田愛里はデビュー前のバトル(メンバー入れ替え制の勝ち抜き歌唱・ダンス審査)では、度重なる挑戦者に一度もその座を明け渡すことなく、デビューシングル『バンドワゴン』(2017年12月発売)の歌唱メンバーに勝ち残った。

そんな安田愛里はラストアイドルの一員として、これまでシングル発売のたびに歩く芸術や超高難易度ダンスなど、新たなパフォーマンスに挑戦してきたが、9枚目のシングル『何人(なんびと)も』(11月4日発売)では「殺陣(たて)」に挑む。

指導にあたるのは、映画「銀魂」シリーズや「進撃の巨人」などのアクション監督も務める田渕景也氏。ダンスの振り付けはバブリーダンスの仕掛け人、大阪・登美丘高校ダンス部総監督のakane氏が担当し、殺陣のアクションシーンを取り入れたミュージックビデオも制作される。

そんなラストアイドルの中心メンバー安田愛里に、新曲となる『何人(なんびと)も』の印象や、殺陣への挑戦、衣装やダンスのことなどを聞いた。

――殺陣に挑戦すると聞いたときは、どのように思われましたか?

【安田愛里】昔からアクションに興味があって、いつかお芝居に挑戦するときにも殺陣の経験は役に立つので、今回の経験を自分の武器にできたらかっこいいなと思いました。

それで、すごい前向きな気持ちでスタートしたんですけど、最初の判定がC(最も評価の低いグループ)で、なにをやっても上手にできない自分に少し悲しい気持ちになりました。でも、最初がいちばん下なんだとしたら、あとは登っていくだけなんだと思い直して。それからは、自分を信じて毎日素振りをしていました。

――実際に殺陣に取り組んでみて、いかがでしたか。

【安田愛里】いまでも映像で見ると、まだみんなより遅れていたり、かっこわるいなと思う部分が多いのですが、先生からは「立ち姿がすごくかっこいい。止まっている時に絵になっている」とほめていただけることが多くて。どうやら動くと、私の自信のなさが表に出てしまっているみたいなんです。

いまは、先生からいただいた「殺陣は大まかな流れ以外は感じたままアドリブで表現していいから」というヒントをもとに、余白の時間や立ち止まっている瞬間に感情を乗せたり、もっと自分らしくダイナミックに表現して、見る人に迫力が伝わればいいなと前向きな気持ちで取り組んでいます。

――新曲について聞かせてください。はじめて聞いたときはどのような印象でしたか?

【安田愛里】かっこよくて、殺陣が合いそうで、剣劇系のアニメの主題歌とかになってほしいと思いました。歌詞を聞いても奮い立たせられるような曲というか、いまの時代に合っている、たくさんの人に聞いてほしい曲だと感じました。

――曲の振りや、ダンスはいかがですか?

【安田愛里】akane先生の振りと、田渕先生の殺陣と…、本当にすごい方々が集まってくださった作品なので、これはかっこよく見せられなかったらダメというか、これで前作を超えられなかったら私たちメンバーの責任です。今回は、はじめてラストアイドルを見る方にとっても、一度見ただけでハッとなるようなパフォーマンスをしなければいけないし、それができる曲だと思っています。

――衣装について、教えてください。

【安田愛里】私が好きな、私服でもよく使うチェーンが付いた衣装です(笑)。遠くから見てもかっこよく見えて、akane先生も「やばい、今回みんなめっちゃダンス上手く見える。なに? 衣装かな?」って(笑)。それくらい、みんな手足が長くてダイナミックに見えて、色にも統一感があるのでまとまって見えるステキな衣装だと思います。

――最後にファンの皆さんへ、ひと言お願いします。

【安田愛里】日々、いろいろなことに挑戦して、メンバー同士が切磋琢磨しながら成長しているグループです。私自身、このグループに居てよかったなと常に思っていますし、今回は殺陣とakane先生のダンスとで、曲にもパワーがみなぎっています。ぜひ、たくさんの方が聞いて、みんなで一緒にパワーみなぎって!前を向いてがんばっていきたいです!


■ 安田愛里(21)
誕生日:1999/6/24
身長:162cm
血液型:O型
出身地:神奈川県
特技:バスケットボール

文=千葉由知(ribelo visualworks) 取材=野木原晃一

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