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【コロナ対策情報付き】京都水族館で水の仲間たちと触れ合い、京の川や生態系を学ぼう!

  • 2020年10月20日
  • Walkerplus

京都水族館の見どころからグルメ・お土産まで、おでかけの前に知っておくと便利な情報を徹底レポート!(※記事内で紹介している展示やアトラクション、イベント、施設等は、休止・中止または内容が変更になっている場合があります。ご注意ください)

■京都水族館ってどんなところ?小さな生物からイルカショーまで楽しみが満載
日本初となる完全人工海水利用の内陸型大規模水族館として、2012年に誕生した京都水族館。"水と共につながる、いのち。"をコンセプトに、鴨川や桂川、宇治川など10もの一級河川が流れる京都市内の源流と海とのつながり、そしてその過程で共存している生態系を再現している。約250種、約1万5000点の生き物に出合える京都水族館の楽しみ方を紹介!

■【見どころ1】京の川エリアで地元の生態系を観察
館内は1階・2階の2フロアがあり、10のエリアを1時間30分~2時間ほどですべて見て回れる。そこで今回はすべてのエリアを順に回る、王道のおすすめコースを紹介。

1階のエントランスを入り、最初に現れるのが「京の川」エリア。京都北部を流れる由良川の上流.・中流・下流をひとつの水槽で表現し、イワナやヤマメ、ムギツクなどの川魚が泳いでいる。そしてこのエリアの最大の見どころが、オオサンショウウオ。国指定の特別天然記念物で、京都の鴨川に棲むオオサンショウウオの生態を間近で観察できる。

■【見どころ2】オットセイとアザラシ、大水槽「京の海」を鑑賞
次にあるのが、「オットセイ」「アザラシ」エリア。その名のとおり、ここではオットセイとゴマフアザラシに出合える。オットセイは岩や丸太の上で日向ぼっこをしながらゴロゴロ。その姿が愛くるしく、丸まったり、体をそらしたりといろいろな寝相を見せてくれる。一方のゴマアザラシは大きなチューブ状の水槽の中で浮かんだり、泳いだりしている。時々、水面からひょっこりと顔を出すので、その瞬間を見逃さないように。

そして1階の注目ポイントが「京の海」大水槽。約500トンもの人工海水を使った大水槽の中を、大小約50種の海の生き物たちが優雅に行き来している。エイをはじめとした大型生物に交じり、「金樽イワシ」と呼ばれるマイワシの大群、「ぐじ」の別名を持つアカアマダイなど、京料理に欠かせない高級魚が見られるのは京都水族館ならではだ。

■【見どころ3】2020年7月から新エリア「クラゲワンダー」がオープン!
ここから先は2階フロア。ケープペンギンの大群が陸を歩いたり、水中を泳いだりする「ペンギン」エリアの先に、2020年7月に新たに誕生したのが「クラゲワンダー」だ。約350平方メートルの広さを有し、西日本エリア最多となる20種以上、約5000匹のクラゲを展示している。特に約1500匹のミズクラゲを360度のパノラマ水槽で観賞できる「GURURI(グルリ)」は、その幻想的な光景にうっとりとさせられる。

■【見どころ4】迫力満点のイルカショー
そんなクラゲの神秘的な世界から一転、その先を進むと「イルカスタジアム」に行き着く。そこではハンドウイルカのダイナミックなパフォーマンスを間近で体感できる。2020年7月からは新プログラム「YEAH!!」がスタート。「ドルフィンホームパーティー」をテーマに、イルカとトレーナーが友情パフォーマンスを披露する。さらに観客もトレーナーがイルカに送る合図を身振り・手振りで体験でき、スタジアム全体が一体となる。パフォーマンスの開催時間は公式サイトを参照。

■【見どころ5】身近な地域に生息する生物たちと触れ合おう
「イルカスタジアム」の近くにあるのが、「交流プラザ」と「山紫水明」エリア。「交流プラザ」ではチンアナゴや6種のクマノミなど、サンゴ礁の生き物たち、「山紫水明」エリアでは、オヤニラミやゲンゴロウなど、京都の川に生息する淡水生物を観賞することができる。

「山紫水明」エリアが2階の最終エリアで、ここで館内巡りは終了。出口へ向かうが、実はここまでで9エリアしかない。残りの1エリアは自動扉を出た先の屋外空間にあるのだ。それが「京の里山」。京都の里山を再現したエリアで、田んぼや畑があり、季節に合わせて米や野菜などを栽培している。「ここのどこか水族館?」と思うかもしれないが、水路から田んぼに水が張られると、そこに魚たちが侵入し、産卵する。そうした人と魚とのつながりを表現している。

効率的に回るなら、王道コースに沿って興味のあるエリアをピックアップして巡ろう。

■【イベント】オオサンショウウオの謎に迫るイベントを開催中!
2020年10月現在、「京の川」エリアでは「京都水族館ぬめぬめワールド2020~世界最大級の両生類は鴨川にいた!~」を2020年12月27日(日)まで開催中。謎が多いオオサンショウウオの生態について楽しく学べるイベントで、展示を超えるさまざまな体験ができる。

そのひとつが、オオサンショウウオに出合える疑似体験。デジタル技術を駆使して再現した鴨川上流の中を歩くと、オオサンショウウオが足元から出現し、水面に顔を出して息継ぎする様子や大きな口を開けてあくびをする様子など、普段は見ることができない一面をリアルに観察できる。

ほかにも、その生態を迫力ある怪獣劇画風に描いた「オオサンショウウオ解説パネル」、大型マルチモニターを使い、四択のクイズに答えていく「ぬめぬめQ」なども実施。さらにはオオサンショウウオ鴨川ソーダ(税込900円)やオオサンショウウオ リバーシブルネックピロー(税込2860円)といったイベント限定のオリジナルフードやグッズも登場しているので要チェックだ。

また、2020年11月29日(日)までの土・日曜・祝日(11月2日(月)を含む)は、営業時間が20時まで延長になる「夜のすいぞくかん」も開催中。館内が夜限定の照明で幻想的にライトアップされるほか、色とりどりのムービングライトやスポットライトの中で行われる夜限定のイルカパフォーマンスを楽しめる。
※新型コロナウイルスの影響によりイベントが中止になる場合あり。詳細は公式サイトで確認を。また、生き物の状態により、展示やイベント内容を予告なく変更する場合もあり。

■【グルメ・お土産】京都らしいグルメやオリジナルグッズも見逃せない!
館内には「ハーベストカフェ」「かいじゅうカフェ」「スタジアムカフェ」の3つのカフェコーナーがある。なかでもメニューが最も豊富なのは2階の「ハーベストカフェ」。「オウサンショウウオかき揚げうどん」(税込900円)、「九条ねぎのてっぱいチキンバーガー」(税込470円)が人気メニュー。さらに京都で豆腐の製造販売をする「男前豆腐店」とコラボした「豆乳ソフトクリーム」(税込370円)もここならではのスイーツだ。

お土産を探すなら、1階の「ミュージアムショップ」へ。飼育スタッフが監修した海の仲間たちのぬいぐるみや、京都の老舗ブランドと共同開発したオリジナルグッズなど、ここでしか買えないアイテムを多数取りそろえている。なかでも充実しているのがオオサンショウオのグッズ。Sサイズ(約20センチ・税込948円)からXXLサイズ(約170センチ・税込2万6196円)まで5サイズを展開するぬいぐるみが一番人気だ。そのほか新商品や限定品も随時登場するので、訪れるたびに新たな商品が見つかるはず。

■【おすすめ】施設担当者に聞く!京都水族館の魅力・楽しみ方
「ほとんどのエリアが屋内なので雨の日でも快適です。カフェにはお子さま向けのメニューもあるほか、お弁当などの持ち込みも可能なのでご家族でゆっくりと館内でお過ごしいただけます。広い梅小路公園の中にあるため、エリア全体でも楽しむことができますよ」(京都水族館 前田璃奈さん)

■【アクセス】京都のど真ん中・梅小路公園内にあり、京都駅からも徒歩で行ける!
京都水族館があるのは、京都市内の中心部・下京区観音寺の梅小路公園の中。最寄り駅はJR山陰本線梅小路京都西駅で、そこから公園内を約7分歩いたところにある。また、JR京都駅からも歩いて15分程度と徒歩圏内。山々を背景に点在する寺院や古都の街並みを散策しながら水族館を目指すのもおすすめ。さらに京都駅や桂駅などから路線バスでも行ける。七条大宮・京都水族館前の停留所を降りて徒歩5分だ。

車で行く場合は、名神高速道路京都南ICから国道1号線を経由し約10分。駐車場は周辺のコインパーキングを利用しよう。

■【料金・チケット】年2回以上行くなら、さまざまな特典付きの年間パスポートを!
入館料は大人2200円、高校生1700円、小・中学生1100円、幼児(3歳以上)700円。窓口のほか、「セブン-イレブン」「ローソン」などのコンビニエンスストア、「アソビュー」「PassMe!!」といったWEBサイトでも前売りチケットを購入できる。

リピーターには年間パスポートがおすすめ。大人4400円、高校生3400円、小・中学生人2200円、幼児(3歳以上)1400円で、年に2回以上行くならかなりお得だ。さらに年間パスポート会員限定イベントへの参加や同伴者の当日入場券の10%割引、周辺施設での会計10%割引やワンドリンクサービスといった、見逃せない特典が付いている(※すべて税込)。

■【新型コロナウイルス感染拡大予防対策】
・1時間に入館できる人数を制限しています。混雑時には入館まで待ち時間が発生し、屋外の列に並ぶ場合があります。‌再入場はできません。
・風邪のような症状がある場合、体調が優れない場合は来館を控えてください。‌
・館内入り口にてサーモグラフィーによる検温を行います。37.5度以上の場合は入館できません。‌
・館内入り口にて、消毒液による手指の消毒、足元消毒をお願いします。‌
・3歳以上の方はマスクの着用をお願します。未着用の場合は入館できません。‌
・来館者同士の近接を避けるため、ミュージアムショップのレジでは、代表者1名がフロアマークの位置で並ぶようお願いします。‌
・来館者同士の距離を1メートルから2メートルほど確保して観覧ください。‌
・水槽や展示物に触れないようお願いします。
・‌全スタッフが常時、マスクを着用します。また、来館者と対面するスタッフは、状況に応じてフェイスシールドならびに手袋を着用します。
・‌飛沫防止用のビニールカーテンを設置します。
・来館者が触れやすい箇所は、館内清掃の回数を増やし消毒を頻繁に行います。
・館内の扉の開放や換気ファンの稼働など、定期的な館内換気を実施します。
・近接機会を軽減するため、館内各所に視認性の高いフロアマーカーやポスターを貼付します。
・‌カフェや休憩所などの座席の一部を撤去します。

取材・文=河合哲治郎

<施設情報>
住所:京都府京都市下京区観喜寺町35-1(梅小路公園内)
アクセス:【電車】JR梅小路京都西駅から徒歩約7分。またはJR京都駅からは徒歩約15分。もしくは京都駅や桂駅などからの路線バスに乗り、七条大宮・京都水族館前の停留所を下車して徒歩約5分【車】名神高速道路京都南ICから国道1号線を経由し約10分
営業時間:季節により異なる。公式サイトの営業時間年間カレンダーを参照
定休日:なし※施設点検、気象状況などで臨時休業の場合あり
駐車場:なし
料金:大人2200円、高校生1700円、小・中学生1100円、幼児(3歳以上)700円。年間パスポート大人4400円、高校生3400円、小・中学生人2200円、幼児(3歳以上)1400円※※中学生、高校生はチケット売り場で生徒手帳を提示

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

※記事内の価格は特に記載がない場合は税抜き表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

※2020年10月時点の情報です。

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