
平成の大改修を終えてリニューアルオープンした神奈川県小田原市の小田原城本丸広場で、秋の風物詩として親しまれている「第70回小田原城菊花展」が11月3日(祝)~15日(日)の期間開催される。
小田原城のミニチュアを小菊で飾った総合花壇をはじめ、小田原清香会の会員による大菊や古典菊、スプレー菊など約600点を展示。丹精込めて育てられた菊の逸品を鑑賞できる。
花の直径が18センチ以上で、花形によって「厚物」「管物(くだもの)」「広物(ひろもの)」に分類される「大菊」。江戸中期に各地の殿様の保護奨励によって地域独特の発展を遂げた菊で、昔の地名で呼ばれている「古典菊」。オランダで改良されて日本に里帰りした菊で、花がスプレー放射状にそろって咲くのが特徴の「スプレー菊」と、さまざまな種類の菊が集結。
風光明媚な小田原城をバックに美麗な菊の数々を観賞できる「第70回小田原城菊花展」に出かけよう。
※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。