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松井一郎大阪市長、万博ロゴマーク批判に「決まったから愛していこうよ」

  • 2020年9月10日
  • Walkerplus

9月10日(木)、松井一郎大阪市長が定例会見を行い、この日初めて万博ロゴの入ったポロシャツで登場。松井市長は「ロゴマークが決まったので、このようにグッズで2025年の万博を盛り上げたい」と話した。

■コロナによる影響で上下水道料金の支払猶予・分割支払

大阪市は新型コロナウイルス感染症で経済的な影響が大きいことを受け、水道料金の支払猶予・分割支払に応じる考えを明かした。対象者は大阪市と直接給水契約があり、新型コロナウイルス感染症の影響で収入が減少したことで、上下水道料金の支払いが困難な市民・事業者となる。

10月から来年3月分までの上下水道料金を対象期間とし、支払を最長1年間猶予、支払猶予分を最大12回まで分割支払も可能としている。松井市長は「対象者であれば線引きしないで、さまざまな方の相談に応じたい。本当に必要な方に届けるようにしたい」と語った。

■「大阪のにぎわいの拠点に」天王寺動物園・園長公募

来年4月に地方独立行政法人化を予定している天王寺動物園。それに伴い、大阪市は動物運営のトップである園長を公募することを発表した。任期は令和3年4月1日から2年とし、令和2年10月13日(火)まで応募を受け付けている。応募資格は動物園、水族館、博物館等の社会教育施設、またはレクリエーション施設における組織マネジメントの経験などを挙げている。

動物の高齢化、施設の改築などの課題があり、今回の独立行政法人に至ったという天王寺動物園。松井市長は園長として求める人物像に「天王寺はにぎわいの拠点である」と話しながら、新たに動物を連れてくることができる人物が望ましいとしている。

■衣類収集再開も「分けて処理してほしい」

大阪市では週1回、家庭から排出される衣類を収集して中古衣類取扱事業者に引き渡すなど、リユースする取り組みを行なってきたが、新型コロナウイルス感染症の影響で中古衣類の物流が滞ったため、一時停止をしていた。

現在、中古衣類の流通状況が改善されつつあるため、10月より衣類の収集の再開を発表。松井市長は衣類の家庭内保管に協力に感謝を示しつつ、「停止期間の18週分の衣類が一斉に出されると、市としても捌ききれない。これから再開するので分けて処理してほしい」と呼びかけた。

■万博ロゴ決定に市長の感想は?

記者から万博のロゴマークについて尋ねられる場面もあった定例会見。賛否の分かれるロゴのかわいさについて、松井市長は「僕が着てたらかわいくないかもしれないけど」と話しながらも、おおむね満足しているとも。

「大腸に見える」というネット上の声に松井市長は「腸内環境を整えるのは健康に良いことですから、『いのち輝く未来社会のデザイン』という今回のテーマにぴったり」と反論。また「このキャラクターに決まったんだから愛していこうよ」と、万博開催に前向きになってほしいとも呼びかけていた。

取材・文=さくらいけんたろう

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