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人間年齢で88歳!ベビーフェイスの超ご長寿ウサギ・キティくんと飼い主さんが作る絵本のような世界観

  • 2020年8月15日
  • Walkerplus

“ふわふわモコモコ”のウサギを主人公にした、絵本のような世界観の写真で注目を集める、「@rabbit.kitty」というアカウントをご存知だろうか。写真のモデルを務めるのは、ゴージャスな毛並みが魅力のジャージーウーリーのキティくん(12歳・♂)。ウサギの平均寿命は8年と言われる中で、12歳を迎えた今もなお、SNSを通してファンに元気な姿を見せてくれるご長寿ウサギだ。今回は、そんなキティくんのご長寿の秘訣、そしてキティくんをモデルに作品を撮り始めるようになったきっかけについて、飼い主さんに語ってもらった。

今から約12年前、とあるウサギ専門店に足を運んだことが、キティくんとの出会い。たくさんのウサギの赤ちゃんがいる中でも、「キティが飛び切りかわいかったのを覚えています」と飼い主さんは当時を振り返る。

「手のひらに収まるくらい小さくて、オレンジ色のふわふわな毛に丸い瞳...ひとめぼれでした。実は見に行っただけで飼う予定はなかったのですが、『この子は今逃すともう出会えない』と思い、連れて帰りました!」
夜中以外はリビングとケージを自由に行き来しながら、飼い主さんの足元で過ごしたり、リビングの端で寝たり、のびのびと暮らしているのだそう。

「若い頃は絨毯の上でよく走り回ってました。その様子が面白くて、『きっちゃん!すご~い!』と褒めると、キティは調子に乗ってさらに早く走ってくれていました!ウサギも褒められるとうれしいんですよ。犬や猫よりは感情表現が分かりにくいかもしれませんが、長年一緒に過ごしていると、キティが何を思っているか分かってくるものです」
フワフワの長い毛と短い耳がチャームポイントのキティくんは、Instagramのフォロワーから「ベビーフェイス」と褒められることも多いという。しかし実際には、人間の年齢に換算すると、なんと88歳にもなるおじいちゃんウサギなのだ。そこで、長生きの秘訣やお世話のコツについて教えてもらった。

「キティは昔から小食なんです。『細く長~くが良いのかな』と思います!もちろん、キティが食べる牧草やペレットは、妥協せずにいいものを選ぶようにしていました。あと、ウサギさんは急に冷えると体調が悪くなるので、気温の低くなりそうな夜にはヒーターをつけて冷えないようにしています。クーラーが必要な夏でも、『冷えてるな』と思った時には、ケージの一角にヒーターをつけて暖かい空間を作ってます」
そのほかにも、体を温めながらのマッサージを毎晩欠かさず行うなど、冷え対策には特に力を入れているとのこと。その甲斐あって、病気やケガなどで病院へ行くようなこともなく、健康に過ごせていたのだという。

「年を取ると共に性格も丸くなってきました(笑)。キティがまだ若い頃、足元にいるキティに気づかず足が当たってしまったことがありました。すぐに平謝りしたのですが、キティは『ぶうっー!!』と声を上げて怒るぐらい、昔は気が強かったんですよ」
そんなキティくんとのさまざまな思い出をInstagramに投稿してきたが、現在のような幻想的な雰囲気の作品を取り始めたのは、約2年前からだという。「絵本の中にいるような世界を表現したい」と話す飼い主さんが、本格的な撮影を始めたきっかけや、撮影時に意識していることは何なのだろうか。

「今のスタイルになったのは、息子が産まれた時にニューボーンフォトを撮ってもらったことがきっかけでした。神秘的で現実とはかけ離れた、アートな世界観に心打たれました。そこから撮りたい写真のイメージが沸くようになって、セッティングして撮影するように。タペストリーを作って背景にして撮ったり、ハロウィンには本物のカボチャを用意したり、生花にこだわって撮ったりと、素材を選んだり作ったりする時が楽しいです。写真を撮る時は、キティの好きなオヤツやサプリを用意して、食べている間に撮ってます。数秒で食べ終えてどこかに行っちゃうので、秒で勝負ですね!(笑)」
「これからもっと腕を磨いて、ニューボーンフォトグラファーになりたいと思っています。そして、いつかウサギさんの撮影会にもチャレンジしてみたいです」と、今後の展望を語ってくれた飼い主さん。Instagramでは、キティくんの愛らしい姿と、その魅力を存分に引き出した美しい写真が多数紹介されている。ウサギ好きはもちろん、ファンタジックな世界観が好きという人は要チェックだ!

画像提供:Rabbit Kitty(@rabbit.kitty)

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