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ウィズコロナ時代到来、東京ディズニーランド&シーの今とこれから「新しいハピネスを創り上げたい」

  • 2020年7月21日
  • Walkerplus

7月1日、新型コロナウイルス感染防止のため約4カ月間臨時休園していた東京ディズニーランド、東京ディズニーシーに、ゲストの笑顔が戻った。また、東京ディズニーシーでは、2021年度(予定)より、新ナイトタイムエンターテイメント「ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~」 がスタートするという明るい知らせも舞い込んできた。オリエンタルランド広報部からのコメントを交えながら、再開したパークの現状とこれからをお伝えしよう。

1983年に東京ディズニーランドが開園して以来、最長となる約4カ月間に渡る休園。それだけにディズニーファンにとっては、待ちに待った再開となった。7月1日に来園したゲストは「マスク越しでもキャストの笑顔を感じることができて、おかえりなさいと言われているようでした」と話したほか、SNS上でも「キャストさんにおかえりなさいって言われてすごく感動した」「あの空間にまた行けたのが本当幸せ」など、来園したゲストの喜びの声があふれていた。

休園中は、オリエンタルランド担当者もゲストと思いを同じくしていたという。「ゲストのみなさまと同じように、私共もゲストのみなさまにお会いできず非常に寂しい期間でした」と振り返り、「パークが再開し、ゲストのみなさまの笑顔を拝見することができて大変うれしいです」と現在の心境を語る。

■東京ディズニーランド、東京ディズニーシーの感染予防対策

現在両パークでは、ゲスト、キャストの健康と安全を最優先に考え、徹底した感染防止対策が講じられている。テーマパーク業界のガイドライン(「遊園地・テーマパークにおける新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」)に沿った対策に加え、行政機関からの指導のもと、大きく分けて3つの取り組みを実施中だ。

まずは「ゲスト、キャストの健康管理」。入園時の検温やマスク着用を徹底のうえ、手指の消毒を実施している。2つ目は「ソーシャルディスタンスの確保。こちらもゲストへの協力を呼びかけながら、テーマパーク内の各施設で「密閉・密集・密接」を避けられるようにしている。最後に3つ目は「施設の衛生管理。具体的には、十分な換気による空気環境の確保や、施設の除菌剤を利用した拭き上げ清掃を指す。これらの対策に万全を期したうえで、パークの運営が行われている。

■再開後のパークで楽しめること、現在はできないこと

次に、現在のパークで何が楽しめて、何ができないのかを、改めておさらいしておこう。両パークの休止アトラクションは、以下のとおり。

〇東京ディズニーランド:ペニーアーケード、スイスファミリー・ツリーハウス、トムソーヤ島いかだ、シンデレラのフェアリーテイル・ホール、グーフィーのペイント&プレイハウス、チップとデールのツリーハウス、トゥーンパーク、ドナルドのボート、ミニーの家

〇東京ディズニーシー:フォートレス・エクスプロレーション、アリエルのプレイグラウンド、マーメイドラグーンシアター、海底2万マイル

数を見るとそこそこあるように思えるが、臨時休園前、ファストパスの対象になっていた人気アトラクションは、東京ディズニーシーのマーメイドラグーンシアター、海底2万マイルを除き、すべて運営されている(ファストパスは当面の間休止中)。

その一方で、パレードやショー、グリーティング施設は、両パークともにすべて休止。エントランスなどでのグリーティングも行われていない。ただし、ソーシャルディスタンスを確保した上で、キャラクターたちがゲストの前に登場し、あいさつをしてくれる(時間や場所の事前告知はなし)。

■チケットの購入方法や種類を改めてチェック

チケットの購入方法や種類も、臨時休園前とは異なる。当面の間は、東京ディズニーリゾート・オンライン予約・購入サイトにて日付指定券を購入した人のみ、入園することができる。チケットの種類は、午前8時から入園できる1デーパスポートと、午前11時から、午後2時からの入園時間指定パスポートの計3種類。チケット購入サイトでは一時、繋がりにくい状況も発生していたが、現在は曜日や入園時間にこだわらなければ、タイミングによっては購入できる場合もあるので、こまめにサイトをチェックしてみることをおすすめする。

その他にはディズニーホテルに宿泊し、ホテルでチケットを購入するという方法もある。ディズニーアンバサダーホテル、東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ、東京ディズニーランドホテル、東京ディズニーセレブレーションホテルの宿泊ゲストは、チェックイン日を除く滞在日にいずれかのパークを利用できる1デーパスポート(午前8時以降に入園可能なチケット)を、1名につき1泊1枚、宿泊するホテルで購入できる。なお、一部の東京ディズニーリゾート・オフィシャルホテルにおいても、チケット付きのプランが販売されている。

■レシピも続々公開!パークの外でもディズニーを楽しもう

パーク外での楽しみ方についても触れておこう。JR京葉線舞浜駅のすぐ近くにある、国内最大級の広さを誇るディズニーショップ「ボン・ヴォヤージュ」も、6月25日から営業を再開した。東京ディズニーリゾートの雰囲気を感じながらショッピングを楽しむだけでも、気分が上がるはずだ。なお、同店でグッズを購入するには、事前来店予約システムで来店日時を予約する必要があるので、おでかけの際にはお忘れなく。

自宅にいながらにして、パークを感じる方法もある。東京ディズニーリゾート・ブログでは、パーク内のレストランで提供しているメニューのレシピが複数公開されている。7月14日には、東京ディズニーシーにある「ヴォルケイニア・レストラン」の“黒酢の酢豚”が仲間入りした。どのレシピも自宅で作りやすいようにアレンジされているので、ぜひ気軽にチャレンジして、“おうちディズニー”を楽しんでみてはいかがだろうか。

■延期になった大規模開発エリア&新プログラムの見通しと、新規ナイトエンターテイメントの発表

新型コロナウイルスの収束が見通せない中、2020年度に実施予定だったイベントやプログラムは、「ディズニー・ハロウィーン」「ディズニー・クリスマス」をはじめ、そのほとんどが中止されることに。また、ディズニー映画『美女と野獣』をテーマにしたエリアを含む、東京ディズニーランド大規模開発エリアの開業、『ベイマックス』をテーマにしたプログラム「ハッピーフェア・ウィズ・ベイマックス」の開催は、延期が発表されている。

これらの見通しについて、オリエンタルランド広報部に聞いてみると「東京ディズニーランド大規模開発エリアのオープン時期については、パーク再開後の状況を見て決定させていただきたく、未定です。同様に、大規模開発エリア内でも実施する『ハッピーフェア・ウィズ・ベイマックス』にあっても、開催する予定ですが、時期については決まり次第お知らせします」との回答だった。

さらに7月20日には、2021年度(予定)より、東京ディズニーシーにて新ナイトタイムエンターテイメント「ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~」 が導入されることが発表された。休園期間中、惜しまれながら終演に至った「ファンタズミック!」に代わって、夢見ることや信じ続けることの大切さをたたえる壮大なエンターテイメントが披露される。

「安全対策を行いながらも、これまで以上に心を込めたおもてなしを実践し、ゲストのみなさまと新しいハピネスを創り上げ、パークでの素敵な思い出を提供していきたいと考えております」と広報担当者。再開後のパークには、さまざまな変更点がある。しかし、ゲストに“ハピネス”を届けたいというキャストの思いは、これまでと変わらないどころか、より一層強いものになっているのかもしれない。ゲスト1人1人が感染予防に努め、ルールを守りながら、ウィズコロナ時代のパークを楽しもう。

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

※こちらの内容は7月21日現在のものです。状況に応じて予告なく変更となる場合があります。

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