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缶詰で薬膳?お悩み別・薬膳的缶詰の選び方&食べ方のヒント

  • 2020年11月19日
  • つやプラ

なにかと便利な缶詰をストックしている方も多いのではないでしょうか。実は、今の自分の体調に必要なものを選べば、缶詰も立派な薬膳になるんですよ。

くすみ肌改善には鯖缶!?悩み別「薬膳的缶詰の選び方」

国際薬膳調理師の筆者がよく使う缶詰の効能についてご紹介します。

■手軽な缶詰で薬膳ができる理由

薬膳はハードルが高いイメージがあるかと思いますが、そんなことはありません。今の自分の体調と食材の効能をマッチングさせることが薬膳です。

「風邪をひいたら生姜湯」という言葉を聞いたことがあると思いますが、寒いから身体を温める生姜で邪気を追い出そうというマッチングができています。これが薬膳の考えです。

なので、特別な食材を使わずとも今の自分に必要なものを選べば、缶詰も立派な薬膳になります

■薬膳的「缶詰の効能」

肌の血色感アップ:ツナ缶&サバ缶

栄養豊富なツナ缶やサバ缶は食事のレパートリーも多いのでストックしている方も多いのではないでしょうか。

ツナの原料になっているマグロとサバ缶のサバには「血(けつ)」という肌や髪に栄養とうるおいを与える作用がありますので、肌がくすんでいる時に食べると良いでしょう。また、気持ちの落ち込みも和らげることができるので、気持ちがゆらいだ時にもおすすめです。

さらに効果UPを狙うなら、玉ねぎと組み合わせてみてください。ツナと玉ねぎと鶏肉のオーブン焼きは血色感アップにとても良い組み合わせです。

イライラ&食欲が止まらない時:トマト缶

「いつもおだやかでいたいけれど、忙しいとついイライラしてしまい食欲も止まらない」という時もあるかと思います。そんな時は、トマトの出番です。

イライラしている時は身体に熱がこもっているため、その熱をクールダウンさせる必要があります。トマトには熱を下げる作用が期待できますので、疲れや生理前にイライラしやすいと感じる方はトマト缶に頼りましょう

ですが、トマトは身体を冷やす性質なため、寒い季節は加熱していただくことをおすすめします。調理の際は、にんにくや生姜、玉ねぎなどの身体を温める食材ではなく、セロリや大根などのクールダウン食材を使いましょう。

疲れ・肌トラブル・冷えには:鮭の缶詰

鮭はとても優秀な食材です。身体を温める作用があり、特にお腹を温めるので胃腸ケアに向いています。

また、疲労回復作用もあるので、疲れを感じやすい方や体調を崩しやすい方におすすめです。血の巡りを良くするので肌のトーンアップを狙えますし、クマやシミ、そばかすが気になる方にも良いでしょう。

生鮭も作用は変わりませんが、缶詰だと出汁が出るのでスープや煮物、パスタの具材として使うと美味しいですよ。

料理が苦手な方でも、缶詰だと手軽に毎日の食事にとり入れることができるのではないでしょうか。今回の記事を参考に、その時の不調に合わせてチョイスする缶詰を変えてみてくださいね。

(薬膳ライフバランスプランナー/国際薬膳調理師/コラムニスト 倉口 ゆうみ)

 

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