24日〜25日は九州〜関東で警報級の大雨の恐れ 沿岸では風が強まり交通の乱れも

  • 2025年5月22日
  • tenki.jp

24日(土)〜25日(日)は、九州〜関東では警報級の大雨の恐れも。梅雨入りしていない地域でも、早めに大雨への備えが必要。沿岸部では風も強まるため、交通機関が乱れる可能性も。最新の気象情報と交通情報をこまめに確認を。

明日23日 全国的に晴れて 真夏日の所も

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明日23日は梅雨前線は沖縄付近にのび、本州付近は高気圧に覆われるでしょう。九州から北海道は、晴れる所が多くなりそうです。今日22日、梅雨入りした沖縄では、昼過ぎから夕方は雨や雷雨になりそうです。

沖縄や九州から東海では、気温がグングン上がりそうです。沖縄や九州南部では、真夏日(最高気温が30℃以上)の所もあるでしょう。四国から東海も夏日(最高気温が25℃以上)が続くため、こまめに水分や休憩をとるなど体調管理にお気をつけ下さい。

関東や東北では、北東から冷たい空気が流れ込むため、最高気温は平年より低い予想です。ただ、湿度が高いので、人混みではムシッと感じられる方もいらっしゃると思います。風通しの良い服装を選ぶなど、上手に調節しましょう。

24日(土)〜25日(日) 九州〜関東は警報級の大雨の恐れ 交通機関の乱れに注意

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24日(土)〜25日(日)は、日本付近を通る低気圧や前線の影響により広い範囲で雨が降るでしょう。

前線や低気圧が近づく九州から関東では、発達した雨雲がかかり、大雨になる所があるでしょう。日本気象協会の予想(24時間降水量)では、24日(土)12時〜25日(日)12時までで、四国の一部で200ミリを超え、中国、四国から関東で100〜200ミリが予想されています。
低気圧の発達の程度や前線の活動の程度によっては、警報級の大雨になる恐れがあります。土砂災害やアンダーパスなどの低い土地の浸水、川の増水に注意、警戒が必要です。また、沿岸部を中心に風が強まり、横なぐりの雨になる所もあるでしょう。

24日(土)は運動会やスポーツ大会が行われる所もありますが、最新の気象情報を確認し、無理のないようお願いいたします。また、交通機関が乱れる可能性もあるため、交通情報もこまめにチェックしましょう。

26日(月)は、九州から東北の天気は回復する見込みです。一方、前線が停滞する沖縄では雨が降り、雨脚が強まる所もあるでしょう。

梅雨入りしていない地域も 早めに大雨への備えを

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大雨が予想される場合、災害による被害を少しでも小さくしたいものです。そのために、あらかじめ備えておきたいことは3つあります。

①避難場所や避難経路の確認をしておきましょう。いざ大雨による災害が発生すると、避難経路が通れなかったり、避難場所に行けなくなったりすることもあります。複数の避難場所や避難経路を確認しておくことが大切です。また、川や斜面の近くは通らないようにするなど、浸水や土砂災害の危険性が高い場所を避難経路に選ぶのは、避けてください。確認した避難場所や避難経路の情報は、家族で共有しておきましょう。

②非常用品の準備をしておきましょう。非常用の持ち出し品は、リュックなど両手が使えるものに入れて、すぐに持ち出せる所においてください。避難時に履く靴は、スニーカーなど底が厚く、歩きやすい靴を用意するのが安全です。また、水道や電気などのライフラインが止まった時に備えて、水や食料も用意してください。

③側溝などの掃除をして、水はけを良くしておきましょう。砂利や落ち葉、ゴミなどが詰まっていないかも、確認しておいてください。

いずれにしても、梅雨入り前に大雨になる所があるため、なるべく早い段階で備えるよう、心がけてください。

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