7日(水)は九州から東北では日中は天気が回復する見込みです。8日(木)は広く晴れるでしょう。ただ、沖縄や西日本を中心に黄砂が飛来する予想で、注意が必要です。9日(金)から10日(土)は全国的に雨が降り、西日本から東日本を中心に大雨となる恐れがあります。
7日(水)は九州では朝から晴れるでしょう。四国から関東は明け方まで、東北では朝まで雨の降る所がありますが、日中は日差しが届くでしょう。北海道は雲が多く、夕方まで所々で雨が降りそうです。
8日(木)は九州から北海道にかけて広く晴れるでしょう。カラッと晴れて、初夏の陽気となりそうです。
ただ、沖縄や西日本を中心に6日(火)夜から8日(木)にかけて黄砂が飛来する予想です。洗濯物や車に黄砂が付着し、汚れてしまう可能性がありますので、ご注意ください。
9日(金)から10日(土)は、低気圧が日本海へ進み、前線が日本付近を通過するでしょう。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込む見込みです。
9日(金)は西から天気が下り坂となります。九州から東海で雨が降り出すでしょう。10日(土)は関東や東北、北海道にも雨雲がかかりそうです。西日本から東日本の太平洋側を中心に活発な雨雲がかかり、大雨となる恐れがあります。アンダーパスなど低い道路の冠水にご注意ください。
沖縄は曇りや雨の日が多く、そろそろ梅雨入りが近づいています。
大雨により冠水した道路は危険です。冠水した道路の水位は見た目には判断できません。まだ、たいしたことはないと思っても、危険な深さになっている場合があります。
浸水による車への影響は、車の形や設計により異なりますが、一般的にタイヤの高さの半分を超える深さの水の中を走行すると、エンジンや電気系統に異常が生じ、走行不能となるおそれがあります。タイヤが完全に水没すると、車体が浮いて移動が困難になります。さらに、水深がドアの下にかかると、車外の水圧により内側からドアを開けることが困難となり、ドアの高さの半分を超えると、内側からほぼ開けられなくなります。水深がもっと深くなったり、流れが速くなったりすると、車ごと流される場合もあります。
車を運転中に大雨に遭遇した場合は、できるだけ低い場所を避けて運転してください。特にアンダーパス(立体交差で、鉄道や道路の下を通る掘り下げ式の地下道)は危険ですので、近づかないようにしましょう。万が一、冠水した道路で車が動かなくなった場合には早めに脱出することが重要です。