明日4日(日:みどりの日)の最高気温は平年並みか高い所が多く、関東甲信では25℃以上の夏日の所が多くなるでしょう。ゴールデンウィークで車移動の機会も増えるため、車内の暑さにもご注意ください。
今日3日(土:憲法記念日)は、日本の南に中心を持つ高気圧に覆われて、九州〜東北の広い範囲で晴れました。たっぷりの日差しと、南から流れ込む暖かい空気の影響で気温が上昇しました。午後3時現在、全国で最も気温が上がったのは、宮崎県美郷町南郷で29.0℃と30℃に迫る暑さとなりました。また、最高気温が25℃以上の夏日の地点は、112地点と、2日ぶりに100地点を超えました。
主な地点の最高気温は、札幌17.9℃、仙台20.9℃、新潟17.7℃、東京都心24.6℃、名古屋24.3℃、大阪23.3℃、広島22.3℃、福岡26.3℃、那覇27.1℃でした。
明日4日(日:みどりの日)は、朝晩を中心に雨の降る所はありますが、日中は晴れる所が多いでしょう。明日も引き続き暖かく、最高気温は平年並みか高い所が多くなる予想です。
九州から東北南部にかけては、最高気温が20℃以上で、特に関東は25℃以上の所が多くなるでしょう。東京都心と横浜、さいたまでは27℃、甲府では28℃と半袖でも過ごせるくらいの暑さとなる予想です。お出かけの際は、風通しの良い服装を選び、直射日光を出来るだけ避け、こまめに水分を補給するようにしましょう。
また、車で移動する方もいると思います。炎天下では車内は短い時間で気温が急速に上昇することもありますので、十分にご注意ください。
夏のレジャーなど、暑い中、外で過ごす時には、熱中症対策として、次のようなグッズがあると、便利です。
① ペットボトルや水筒に入った飲み物(水やスポーツドリンクなど)を用意して、気づいた時に、すぐ水分補給ができるようにしましょう。また、塩分タブレットや塩分の含まれた飴があると、大量の汗によって失われた塩分を、手軽に補給できます。
② 日傘や帽子で、日差しの暑さを遮りましょう。晴れた日は、地面に近い所ほど気温が高いため、背の低いお子さんは、大人よりも暑い空気に包まれてしまいます。また、帽子をかぶると、熱中症対策だけでなく、紫外線対策にも効果的です。帽子は、時々はずして、汗を蒸発させましょう。さらに、海岸など日陰のない所でのレジャーでは、日よけテントがあると、日陰を作り出すことができます。
③ 扇子やうちわ、携帯扇風機もおススメです。涼しい風で、体を冷やすことができます。
④ 冷却シートなどの冷却グッズも、上手に利用しましょう。ネッククーラーは、太い血管が体の表面近くを通っている首元を冷やすため、効率よくクールダウンできます。また、保冷剤や氷があれば、タオルなどにくるみ、体(首、脇の下、太ももの付け根など)にあてて、冷やすことができます。他にも、スカーフやバンダナがあると、水で濡らして首や頭に巻けば、水が蒸発する時にまわりの熱を奪うため、体温を下げることができます。