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関東 朝6時も都心の積雪7センチ シャーベット状や路面凍結も 特に注意すべき所は

  • 2024年2月6日
  • tenki.jp

大雪となった関東は、今日6日の朝も積雪となっています。午前6時、東京都心は7センチの雪が積もっています。朝は冷え込んでおり、路面が凍結している所もありそうです。特に注意すべき場所をまとめました。

積雪が残る シャーベット状の路面や路面の凍結に注意

大雪となった関東は、今日6日午前6時も積雪は東京都心で7センチ、さいたま市で5センチ、横浜市で3センチ、前橋市で8センチと、平野部でも広く雪が積もっています。埼玉県秩父市では24センチ、群馬県みなかみ町で29センチと山沿いでは積雪が多くなっています。

また、今日6日の朝は冷え込んでいます。午前6時までの最低気温は東京都心で0.8℃、熊谷市で0.7℃、前橋市で0.5℃などと、0℃台の所が多くなっています。積雪が残っている所で、冷え込み、路面が凍結している所がありそうです。また、雨が降り、シャーベット状の路面になっている所もあります。どちらの路面も滑りやすいので、スリップ事故や転倒事故にご注意ください。朝の通勤・通学は時間に余裕を持った行動を心掛けましょう。

日中も気温の上がり方は鈍く、夜は再び冷え込みます。帰宅時間帯も積雪が残っていたり、路面が凍結したりしている所がありそうです。引き続き注意が必要です。

2年前の2022年1月6日も関東では大雪に見舞われ、東京都心で10センチの積雪を記録しましたが、雪道の転倒事故などで救急搬送された人数は、大雪当日よりも翌日の方が多くなりました。このような事例もありますので、雪がやんでいても油断しないようにしてください。

路面の凍結 特に注意すべき所は

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路面の凍結に特に注意が必要なのは、次の4か所です。

(1)橋や歩道橋の上は、地面の熱が伝わりにくく、風通しが良いので、凍結しやすくなります。
(2)トンネルの中と外では、路面状態が大きく違うことがあります。トンネルの出入り口では路面の凍結により、急にハンドルを取られないよう、十分、スピードを落として運転しましょう。
(3)交差点やカーブも、近づく前に、十分にスピードを落とすことが大切です。ハンドルを切ったまま、ブレーキを踏むと、とても滑りやすくなります。また、加速する時も、交差点やカーブを曲がり切ってから、アクセルを踏みましょう。
(4)日陰は、いったん路面が凍結すると、完全にとけるまでに時間がかかります。建物の北側など、日陰になりやすい道を通る際は、十分にお気をつけください。

雪道を歩く際に注意すべき所は?

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普段、雪に慣れていない方が、雪道を歩く際、特に注意すべき所は4つあります。

1つめは、歩道橋の上や、橋の上です。地面と接していないので、地面からの熱が伝わりにくく、凍結しても溶けにくいのです。
2つめは、バスやタクシーの乗り降り場所です。人の乗り降りや、車のタイヤによって、雪が踏み固められると、滑りやすくなります。
3つめは、横断歩道です。多くの人や車が通ることで、雪が踏み固められやすくなるだけではありません。特に、白線部分は、水が染み込みにくく、薄い氷の膜が出来やすいのです。
4つめは、地下への出入り口や、建物への出入り口です。靴の底に付着していた雪が、出入り口付近に残っていることもあります。地下へ降りる時は、段差があるため、更に危険です。

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