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三重県や千葉県で1時間30ミリ以上の激しい雨を観測 関東の沿岸部は昼過ぎまで注意

  • 2024年1月21日
  • tenki.jp

今日21日は、太平洋側を中心に雨脚が強まり、1時間に三重県紀北町で40.5ミリ、千葉県勝浦市で35.0ミリの激しい雨を観測しました。紀伊半島の活発な雨雲は抜けましたが、関東の沿岸部では昼過ぎまで激しい雨の降る所があるでしょう。

三重県や千葉県で激しい雨を観測

今日21日は、本州の南岸沿いを前線を伴った低気圧が進んだ影響で、太平洋側を中心に活発な雨雲がかかり、雨脚が強まった所があります。

1時間雨量は三重県紀北町で40.5ミリ(5時23分まで)、千葉県勝浦市で35.0ミリ(9時21分まで)、伊豆諸島の神津島で34.5ミリ(5時14分まで)、千葉県鴨川市で33.0ミリ(8時38分まで)、三重県大紀町の藤坂峠で31.5ミリ(6時31分まで)、三重県大台町で30.5ミリ(00時20分まで)と激しい雨を観測しました。

また、6時間雨量は三重県大台町では120.0ミリ(4時40分まで)、伊豆諸島の神津島で94.5ミリ(5時50分まで)と1月の1位の値を更新しました。

関東は昼過ぎまで局地的に激しい雨

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11時半現在は、紀伊半島からは活発な雨雲は抜けましたが、東海から東北南部にかけては広く雨雲、東北北部には雪雲がかかり、沿岸部を中心に発達した雨雲がかかっている所があります。

午後は、東海では次第に雨はやむでしょう。関東では昼過ぎまで雨で、沿岸部では雷を伴って激しい雨の降る所がありそうです。低い土地の浸水、河川の増水や氾濫、土砂災害に注意・警戒してください。

北陸は夜にかけて雨が降るでしょう。能登半島地震の影響で地盤の緩んでいる所があります。少しの雨でも土砂災害に注意・警戒してください。東北は夜にかけて南部では雨、北部では湿った雪の降る所が多いでしょう。

激しい雨とは

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激しい雨は、1時間雨量が30ミリ以上〜50ミリ未満の雨を表しています。これは、バケツをひっくり返したように降るイメージです。また、傘をさしていてもぬれるレベルで、木造住宅の屋内では、寝ている人の半数くらいが雨に気づくほどです。外では道路が川のようになり、高速道路を走る車は、タイヤと路面の間に水の膜ができて、ブレーキがきかなくなる「ハイドロプレーニング現象」が起こるおそれがあります。

激しい雨が降った所や激しい雨が降ると予想される所では、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分ご注意ください。

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