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令和6年能登半島地震 発生から震度5弱以上は15回 震度3以上は151回

  • 2024年1月8日
  • tenki.jp

1月1日16時10分ごろ、最大震度7の地震が発生した石川県能登地方では、その地震の直前、16時06分ごろに発生した最大震度5強の地震を含めると、今日8日11時までに最大震度5弱以上の地震は15回、最大震度3以上は151回観測しています。

令和6年能登半島地震 元日から最大震度5弱以上15回

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1月1日16時10分ごろに石川県能登地方を震源とするマグニチュード7.6の地震が発生し、石川県志賀町で震度7を観測しました。震度7を観測する直前の16時06分ごろにも石川県能登地方を震源とするマグニチュード5.7の地震が発生し、石川県珠洲市では震度5強を観測しました。その後も、石川県を中心に相次いで地震が発生しています。

一昨日6日23時20分ごろにも能登半島沖を震源とするマグニチュード4.3の地震が発生し、石川県志賀町で震度6弱を観測しました。昨日7日の午後にも最大震度4を観測する地震が3回発生しています。

一連の令和6年能登半島地震で、今日8日11時までに最大震度5弱以上の地震は15回、最大震度3以上は151回観測されています。

雪や寒さに注意

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今日8日は冬型の気圧配置が強まっており、能登地方でも本格的に積雪となっている所があります。積雪によって家屋が倒壊する危険性もあるため、危険な場所には近づかないようにしてください。路面が凍結する恐れもあるため、移動する際は足元に十分ご注意ください。

また気温も低く、能登半島周辺では正午現在で2℃前後の所が多くなっています。重ね着や毛布などでできる限り暖をとるようにしてください。新聞紙を体に巻き付けるだけでも効果的です。

地震活動に引き続き注意

1月1日に発生したM7.6の地震により揺れの強かった地域では、家屋の倒壊や土砂災害などの危険性が高まっていますので、復旧活動などを行う場合には今後の地震活動や降雨・降雪の状況に十分注意し、やむを得ない事情が無い限り危険な場所に立ち入らないなど身の安全を図るよう心がけてください。

気象庁は、過去の事例では、大地震発生後に同程度の地震が発生した割合は1〜2割あることから、1月1日に発生したM7.6の地震により揺れの強かった地域では、地震発生から1週間程度、最大震度7程度の地震に注意するよう呼び掛けています。この地域では、3年以上地震活動が続いており、当面、継続すると考えられますので、引き続き注意してください。なお、1月1日以降、地震活動の範囲は広がっており、従来より広範囲で強い揺れを観測しています。海底で規模の大きな地震が発生した場合、津波に注意する必要があります。

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