今朝は、名古屋や岐阜で今シーズン初めての冬日(最低気温0℃未満)となるなど、各地で厳しい冷え込みとなりました。明日23日まで真冬並みの寒さが続き、岐阜県山間部を中心に雪が降り続くでしょう。万全な寒さ対策と最新の降雪情報に注意してください。
昨日21日から積もり始めた雪で、岐阜県の山間部では、大雪となっている所があります。
今日22日15時現在の積雪の深さ
白川村 84センチ
郡上市(長滝) 49センチ
飛騨市(河合) 30センチ
飛騨市(神岡) 5センチ
3時間降雪量は郡上市(長滝)で19センチ(午前9時まで)、白川村で16センチ(午前11時まで)を観測するなど、雪の降り方が強まった時間もあります。引き続き、大雪や路面の凍結による交通障害に注意・警戒し、電線や樹木への着雪、なだれ、落雷、突風に注意してください。
明日23日にかけて冬型の気圧配置が続き、雪雲が流れ込みやすいでしょう。ただ、上空の風が、西寄りから北寄りに変わる時間があり、東海地方では、今夜から明日23日は、雪雲が濃尾平野にも流れ込むことがありそうです。
【今夜〜23日(土)】
岐阜県山間部では引き続き雪が降りやすく、更に積雪は増えるでしょう。
太平洋側の地域では晴れ間もありますが、低い雲が広がりやすくなりそうです。
特に、今夜は、いなべ市など三重県北中部や、愛知県の尾張地方や三河山間部でも雪の降る所がありそうです。東海地方の平野部では、岐阜市や愛知県一宮市など、北の地域ほど積もる所があるでしょう。名古屋市内も、雪雲が予想より流れ込むことがあれば、うっすら白くなる可能性はあります。
明日23日の日中も、平野部で雪がちらついたり、うっすら積もる可能性があるため、最新の降雪情報に注意してください。
【24日(日)】
雪が止んで、岐阜県山間部でも晴れ間が出て、少しほっとできそうです。太平洋側の地域も、おおむね晴れるでしょう。明日23日よりも気温は上がるものの、それでも最高気温は平野部で10℃くらいまでしか上がらず、厳しい寒さが続く見込みです。クリスマスイベントなどに行かれる際は、風を通しにくい暖かい服装でお出掛けください。
週明け25日(月)から年末にかけては、冬型の気圧配置となる日や高気圧圏内となる日が多く、太平洋側の地域を中心に乾燥した晴天が続く見込みです。今回のような強い寒気の流れ込みの予想はないでしょう。岐阜県山間部でも大雪の心配はなさそうです。ただ、日を追うごとに寒さが緩んでくるため、積雪の多い所では屋根からの落雪やなだれに注意してください。
