サイト内
ウェブ

日本海側で広く雪 半日で積雪30センチ急増の所も 大雪による交通への影響に警戒を

  • 2023年12月21日
  • tenki.jp

今日21日は日本海側を中心に雪が降っています。岐阜県や広島県の山沿いでは、積雪が半日で30センチ以上急増した所もありました。23日(土)にかけて日本海側の地域を中心に、立往生など交通への影響に警戒してください。

日本海側で雪 山沿いでは半日で積雪30センチ増も

画像A

日本付近には今シーズン最も強い寒気が流れ込んでいて、衛星画像(赤外画像)をみると、日本海には強い寒気に伴う筋状の雲が見えます。日本海側を中心に広く雪が降っていて、山沿いでは降り方が強まっている所があります。
今日(21日)午前9時までの3時間に、岐阜県白川村では21センチ、北海道苫前町古丹別では15センチの雪が降り、雪が強まっています。
降雪に伴い、積雪量も多くなっていて、午前10時現在、積雪深が最も多くなっているのは、北海道留萌市幌糠で155センチです。また、広島県北広島町の八幡では47センチと、12時間前と比べて積雪が35センチ急増しました。さらに、岐阜県白川村では12時間前は積雪深が0センチでしたが、午前10時時点で33センチを観測しています。

大雪による交通への影響などに警戒を

強い寒気の影響で、日本海側の地域では明後日土曜日(23日)にかけて大雪となる見通しです。特に、低気圧に近い北海道や、JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)で雪雲が発達しやすい北陸では、警報級の大雪となるおそれもあります。大雪により立往生が発生する可能性があり、また、ふぶいて視界が悪くなることもあります。不要不急の外出はなるべく避け、交通への影響に警戒してください。

雪道運転 万が一に備えての安心グッズ

画像C

雪道運転をする場合、立ち往生など万が一に備えて、次のものを用意しておくと安心です。

(1)防寒着やカイロ、毛布など暖をとるもの
暖房がとまってしまった際の車内温度の低下に備えましょう。

(2)飲料水や非常食、モバイルバッテリー、簡易トイレ、懐中電灯
長時間、車内で過ごすことや夜間のトラブルを想定して準備しておきましょう。

(3)ブースターケーブル、 牽引ロープ、タイヤチェーン
バッテリー上がりの際に使用するブースターケーブルや発進不能になったときの脱出に役立つ牽引ロープもあると良いでしょう。スタッドレスタイヤだけでは対処しきれないほどの積雪にも対処するため、タイヤチェーンもあると役立ちます。

(4)軍手、ゴム手袋、長靴、スコップ
除雪ができるものを準備しておきましょう。マフラーが雪に埋まると排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こすおそれがあります。

雪道を運転する際は、もしものときに役立つグッズをクルマに積んでおくようにしてください。加えて、出かける前に燃料が十分にあることを確認しましょう。ただし、気象情報や交通情報を確認し、大雪や猛吹雪が予想される場合は、外出の予定を変更したり、移動手段を変更したりすることも検討してください。

あわせて読みたい

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
tenki.jp