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今季初、積雪1メートル迫る 北日本は2日にかけて断続的に雪 積雪や路面凍結に注意

  • 2023年11月30日
  • tenki.jp

北日本では積雪がみるみる急増。青森県八甲田山系の酸ケ湯では午前11時の積雪が91センチとなり、まもなく1メートルに。北海道や東北では日本海側を中心に2日頃まで断続的に雪が降り、積雪の量が更に増える見込み。積雪や路面凍結に十分な注意を。

北日本で積雪急増 青森県酸ケ湯はまもなく今季全国初の積雪1メートルに

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昨日29日から今日30日にかけて、冬型の気圧配置が続いた北日本では、積雪がみるみる急増し、各地で今シーズン一番の積雪となっています。

今日30日午前11時の積雪は、青森県八甲田山系の酸ケ湯では91センチとなり、昨日29日午前11時からの24時間で40センチ積雪が増えました。今シーズン全国で初めてとなる、積雪1メートルが迫っています。

北海道幌加内町では69センチ、岩手県西和賀町で55センチと一日で30センチから40センチも積雪が急増し、福島県猪苗代町で25センチなど東北南部の山沿いでも一気に雪の量が増えています。
また、午前11時の積雪は盛岡市で10センチ、秋田市で4センチなど東北の平地でも積雪が増えたほか、長野県白馬村で1センチなど、東日本の標高の高い所でも積雪となっています。

2日頃まで 北海道や東北の日本海側 北陸の山沿いで更に積雪増加

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12月2日頃にかけて、北日本を中心とした冬型の気圧配置となり、寒気の影響を受けるでしょう。
北海道や東北は、日本海側を中心に断続的に雪が降り、山沿いをはじめ、平地でも雪の量が増える所がありそうです。北陸や長野県などでも山沿いを中心に積雪が増えるでしょう。

すでに、標高の高い場所では、除雪が必要なくらいの雪が積もっている所があります。除雪作業は雪の降り方が落ち着いた際に、必ず2人以上で周囲を確認しながら、安全に行ってください。

3日頃は、低気圧が近づく東北や北陸は局地的に雪や雨が強まる見込みです。路面の状況が悪くなる所もありそうですから、ご注意ください。

冬道の運転 注意するキーワードは「ふゆとじこ」

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この時期、車を運転する際に、気をつけていただきたいポイントは、5つあります。
(1)冬道装備をしっかりと行いましょう。早めに冬用タイヤに取り換えたり、タイヤチェーンを用意したりしましょう。雪道運転は、バッテリーが上がりやすくなります。遠出をする際は、予備のウォッシャー液やバッテリーを確認するなど、事前の点検も忘れないでください。

(2)ゆっくりと、慎重に運転しましょう。雨や雪が降った後に、気温が低いと、普段、慣れている道でも、思わぬ所が凍結している可能性があります。また、雪のない所でも、道路が黒っぽく見えたら、凍結している恐れがありますので、油断しないでください。

(3) 時には、迂回や出控えることも、選択肢の一つです。ドライブプランなどを、一時的に変更するのも良いでしょう。

(4) 時間に余裕をもって、出発しましょう。慌てると、凍結した道路でも、ついスピードが出てしまい、事故につながってしまいます。

(5) こまめに天気や道路情報を確認しましょう。天気予報が、急に「晴れ」から「雪」に変わるかもしれません。雪が降ると、道路が通行止めになることもあります。

5つのポイントの頭文字を並べて、「ふゆとじこ」と覚えてください。

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