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富士山で「初冠雪」 平年より3日遅い観測

  • 2023年10月5日
  • tenki.jp

きょう5日、富士山の初冠雪の便りが届きました。甲府地方気象台の観測で、平年より3日遅く、昨年より5日遅い観測です。

富士山 初冠雪

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きょう5日、富士山の初冠雪の便りが届きました。甲府地方気象台の観測で、平年より3日遅く、昨年より5日遅い観測です。富士山で10月に初冠雪が観測されるのは2019年(10月22日)以来4年ぶりです。

上空には寒気が流れ込んでおり、今朝の富士山頂の最低気温はマイナス3.2℃と、今シーズン最も冷え込みました。きのう4日は、関東甲信や東海では雨が降りましたが、富士山頂は気温が低く、雪雲がかかりました。今朝は天気が回復し、麓から雪化粧した富士山が見られました。

富士山の初冠雪は山梨県の甲府地方気象台が観測しており、「一日の平均気温が、その年の最も高い日」の後に、山頂付近が雪などによって白く見える様子が、麓の気象台から見えたことが、観測の条件です。

これまでの最も早い記録は8月9日(2008年)、最も遅い記録は10月26日(2016年)で、昨年(2022年)は9月30日に観測されました。

なお、今シーズンの初冠雪は、きのう4日(水)の北海道の大雪山系旭岳に続き、富士山の観測は2番目です。

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