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京都や名古屋 過去最も遅い猛暑日を更新 9月中旬としては記録的な高温に

  • 2023年9月16日
  • tenki.jp

きょう16日(土)も厳しい残暑が続き、9月中旬としては異例の暑さとなった所がありました。京都市や名古屋市では最高気温が35℃以上となり、統計開始以来、最も遅い猛暑日を更新しました。あす、あさっても9月中旬とは思えない暑さが続きます。レジャーなど屋外の活動は熱中症対策をお忘れなく。

9月中旬としては異例の暑さ

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きょう16日(土)も晴れた所が多く、厳しい残暑が続きました。
最高気温は沖縄と九州から関東甲信にかけての広い範囲で30℃以上の真夏日となり、9月中旬としては異例の暑さとなった所もありました。

きょう午後3時までに全国で最も気温が高かったのは、京都市で最高気温36.4℃。京都市は2011年の9月14日の記録を更新して、統計開始以来、最も遅い猛暑日(最高気温35℃以上)となりました。また名古屋市は35.7℃と、きのう更新したばかりの「過去最も多い猛暑日」をさらに更新しました。

午後3時までの時点で、計34地点で35℃以上の猛暑日となっており、長野県伊那市では35.3℃と、9月1位を更新したほか、岐阜県美濃市は36.3℃で9月の6位にランクインするなど、9月として記録的な高温となっている所もあります。これまでの9月の高温記録は、上旬の記録がトップ10を占めている所が多いのですが、そこへ中旬の記録が割り込んでいる状況です。

あす、あさっても暑さ厳しい 連休中も熱中症対策を欠かさずに

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この厳しすぎる暑さは、来週前半にかけて続く見込みです。

あす17日(日)、あさって18日(月・敬老の日)も、沖縄と九州から東北にかけての広い範囲で30℃以上の真夏日となり、35℃以上の猛暑日となる所もあるでしょう。9月後半とは思えない暑さが続き、熱中症対策が欠かせません。屋外のレジャーは時間を決めて涼しい場所で休憩をとり、汗をたくさん書いた場合は水分だけでなく塩分も適度に補給してください。

熱中症を防ぐには

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熱中症を予防するには、以下のポイントを心がけてください。

① 日頃から、体調管理を心がけましょう。朝など時間を決めて、毎日体温を測定したり、健康状態をチェックしたりすることにより、体調の変化に気づくことができます。
② できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。
③ 暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、こまめに室温を確認しながら調節するとよいでしょう。なお、感染症対策として換気を行う場合は、窓とドアなど2か所を開放したり、扇風機や換気扇を併用したりするのが、おススメです。換気後、エアコンの温度は、こまめに再設定してください。

もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。

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