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あす14日(木) 秋雨前線の影響 局地的な大雨のおそれ 道路の冠水などに注意

  • 2023年9月13日
  • tenki.jp

あす14日(木)は秋雨前線の影響で、日本海側を中心に雨が降るでしょう。道路が冠水してしまうほどの激しい雨が降り、九州北部や山陰を中心に局地的な大雨(ゲリラ豪雨)になるおそれがあります。

あす14日 局地的な大雨のおそれ

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あす14日は、秋雨前線が北海道付近から日本海を通り、大陸にかけて長く延びるでしょう。

前線に向かって、南からは雨雲の元になる「暖かく湿った空気」が次々に流れ込み、北海道や日本海側を中心に雨が降りそうです。特に、山陰や九州北部では、道路が一気に川のようになるほどの「激しい雨」が降る所もあるでしょう。同じような所で雨雲が発達し、かかり続けた場合は、局地的な大雨(ゲリラ豪雨)になるおそれがあります。

雨雲レーダーをこまめにチェックしましょう。「今、どこで雨雲が発達しているのか」という実況だけでなく、「この後、雨雲がどこへ進むのか」という予想も確認しましょう。自分のいる付近を拡大すれば、より詳しく知ることができます。

また、雷レーダーもチェックしましょう。雨雲レーダーと同じように使えます。また、雷が予想されている所では、落雷だけでなく、竜巻などの突風の可能性も高まっていて、ひょうにも注意が必要です。

ゲリラ豪雨の前兆

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ゲリラ豪雨(局地的な大雨)の、前兆となる現象は、大きく3つ挙げられます。

①「真っ黒な雲が近づいてきた」
ゲリラ豪雨をもたらすような、発達した積乱雲は、真っ黒に見えます。黒い雲が速いスピードで動いているように見えたり、晴れていたのに、急に空が暗くなったりするのも、ゲリラ豪雨のサインの一つです。

②「雷の音が聞こえてきた」
ゴロゴロという音が聞こえてきたら、雷雲が近づいています。また、稲妻が見えるのも、ゲリラ豪雨のサインの一つです。

③「急に冷たい風が吹いてきた」
発達した積乱雲からは、雨粒とともに、冷たい風が勢いよく吹き降りてきます。風の変化にも、注意が必要です。

このような前兆を感じたら、すぐに安全な所へ避難してください。また、雷注意報が発表されている時や、天気予報で「大気の状態が不安定」、「天気が急変」という言葉を聞いた時には、ゲリラ豪雨の可能性がありますので、ご注意ください。

日差しがでる所も 天気の急変に注意

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あす14日は日差しがでる所も、天気の急変に注意が必要です。

気温の上がる午後は大気の状態が不安定になり、内陸を中心に所々でにわか雨があるでしょう。局地的にはカミナリを伴った「激しい雨」が降りそうです。
急な激しい雨や落雷、突風などにお気をつけください。

あす14日も厳しい残暑 暑さ対策をしっかり

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あす14日も、日差しのでる所を中心に厳しい残暑が続くでしょう。
日中は30℃以上の真夏日の所が多く、内陸では35℃近くまで上がる所もありそうです。特に、関東の内陸では35℃を超える所もあり、体にこたえる暑さでしょう。

外で長い時間作業される方や過ごされる方、また運動会などの練習を行う際は、熱中症に十分な注意が必要です。汗をたくさんかいたら、水分だけでなく、塩分も適度にとりましょう。疲れたら、こまめに休憩することも大切です。とにかく無理のないよう、お願いします。

一方、前線の北側に入る北海道では暑さが収まり、この時期らしい気温になる所が多いでしょう。札幌の最高気温は23℃の予想で、きょう13日より5℃ほど低くなりそうです。羽織る物などで、うまく調節してください。

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