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北海道の週間天気 お盆にかけて雨で蒸し暑くなる日も 台風の北海道への影響は

  • 2023年8月9日
  • tenki.jp

北海道では3日頃から道北を中心に雨が強まり、総雨量が8月ひと月分の平年の降水量を超えた所もありました。今日(9日)は雨の範囲は狭くなり、大雨の峠は越えたとみられます。なお、北海道の明日以降、お盆にかけての天気は、台風の動きによって左右されそうです。気温は高めで経過するため、厳しい蒸し暑さが続く恐れがあります。早めに雨への備えを行い、暑さ対策も万全に行うようにしてください。

お盆の天気にかけての週間天気

明日(10日)の北海道付近は前線が停滞するでしょう。
道北を中心に雨の降る所があり、局地的に雷を伴って雨脚が強まることもありそうです。なお、明日降る雨はこれまでのような大雨となる可能性は低そうです。道南などでは時折晴れ間も出ますが、大気の状態が不安定なため、山沿いでは天気の急変に注意してください。
なお、これまでに雨が多くなった道北や道東などでは、まだ地盤が緩んでいたり、川の水位が上がっている可能性があります。雨がやんで天気が回復しても、傾斜地や川のそばなどにはなるべく近づかないようにしてください。

その後、11日(金)から13日(日)頃にかけては所々で晴れ間が出ますが、暖かく湿った空気が流れ込むため、太平洋側を中心に霧や霧雨となったり、山沿いではにわか雨の所がありそうです。

気温は最低、最高ともに平年並みか高めに経過するでしょう。日中は内陸を中心に30℃前後まで上がる日が多く、朝晩も25℃を下回らずに熱帯夜となる予想となっているなど、厳しい暑さは続きそうです。また、台風からの暖かく湿った空気が流れ込みやすいため、気温以上に蒸し暑く感じられるでしょう。
しばらくは広い範囲で暑さが厳しくなるため、熱中症や食中毒への対策はしっかりと行うようにしてください。

台風の北海道への影響は

画像B

台風6号は今後、北上して大陸方面に進む予想となっています。一方、台風7号は今日(9日)正午現在、小笠原近海にあり、今後は北上して14日(月)には日本付近に近づく見込みです。
台風7号がその後も北上を続けると、北海道でもお盆の後半からは影響が出てくるかもしれません。もし北海道付近を通過するとなると、来週は大雨や大荒れの天気となったり、交通機関などに影響が出る恐れもあります。

早めのうちに、もしものための備えをしておくとよさそうです。
具体的には、懐中電灯や携帯ラジオ、水や食料など非常用品を確認しておく、ハザードマップなどで避難経路を確認する、もしもの時の連絡手段を家族間で相談しておく、などです。

なお、台風7号は北上する過程で温帯低気圧に変わったとしても、北海道付近で再発達する可能性もあるため、最新の気象情報を確認するようにしてください。お盆期間や夏休み中ということもあり、お墓参りや行楽など外出の予定を立てている方もいるかと思いますが、場合によっては予定を変更するといった対策も必要になってきそうです。

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