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東海 今夜にかけ天気の急変に注意 この先も体温超えの危険な暑さ 40℃に迫る日も

  • 2023年7月28日
  • tenki.jp

東海地方では、この先も危険な暑さが続き、40℃に迫る日もあるでしょう。熱中症対策はもちろん、農作物や家畜の管理にも注意してください。

名古屋は4日連続の猛暑日

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東海地方では、きょう28日も35℃以上の猛暑日が続出しています。名古屋市(千種区)でも、最高気温(15時まで)は37.4℃を観測し、4日連続の猛暑日となりました。

愛知県の熱中症(疑いを含む)救急搬送者数【速報値】によれば、体温超えの気温が続出している25日(火)以降、100人以上の日が続いています。また、熱中症警戒アラートも、連日発表されています。熱中症警戒アラートが発表された場合は、日頃から実施している熱中症対策を、いつも以上に徹底するようにしましょう。

今夜にかけて急な雨や雷雨に注意

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東海地方では、きょう28日15時現在、岐阜県や愛知県の山地を中心に所々で雨雲が発達し、落雷を観測している地域もあります。日中の気温の上昇や上空の寒気、また、下層に湿った空気が入ったため、大気の状態が不安定になっています。
今夜にかけて、岐阜県の飛騨地方や東濃を中心に、局地的な激しい雨や雷雨となる所があるでしょう。竜巻などの激しい突風が発生する恐れもあります。また、風が弱いため、雨雲の動きが遅くなり、大雨になる所もありそうです。
名古屋市内ではにわか雨の可能性は低いですが、念のため、洗濯物の干しっぱなしには注意が必要です。

土日は、きょう28日よりも大気が安定するため、にわか雨の範囲は狭くなるでしょう。

週間天気

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台風6号は、週明けには沖縄にかなり接近しますが、東海地方に直接的な影響はない見込みです。この先も、太平洋高気圧が本州付近に張り出すでしょう。8月上旬は1年で最も暑い時期ですが、平年を大きく上回る気温が続きそうです。東海地方の内陸部では、40℃近くまで上がる日もあるでしょう。体に堪える危険な暑さが続きます。暑い時間帯の外出はできるだけ避けて、室内ではエアコンなどを使用し、涼しい環境でお過ごしください。

熱中症警戒アラート発表時 取るべき行動は

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熱中症警戒アラートが発表された所では、熱中症にかからないよう、積極的に取るべき行動が4つあります。

① 身の回りの気温や湿度、暑さの指数を確認しましょう、tenki.jp「熱中症情報」でも確認できます。室内でも気温や湿度をチェックし、適度にエアコンを使って、涼しくしてください。
② 特に熱中症になりやすいのは、高齢者や子ども、障がい者の方々です。そんな方々には、3密(密集、密接、密閉)を避けながら、周囲の方からも「こまめに水分補給をして」「なるべく涼しくして」「体調に変化は?」など、積極的な声がけを行ってください。
③ エアコンなどが設置されていない屋内、及び、屋外での運動や活動は、中止や延期などを検討しましょう。また、不要・不急の外出は、できるだけ避けてください。
④ 熱中症予防のポイントは3つ。「暑さを避ける」「屋外で人との十分な距離(2メートル以上)が保てる場合は、マスクを外す」「こまめに水分補給をする」です。これらの「熱中症予防行動」を、普段以上に実践してください。

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