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厳しい暑さの北海道 しばらくは暑さの終わり見えず 熱中症や食中毒に厳重注意

  • 2023年7月26日
  • tenki.jp

今日(26日)の道内は、厳しい暑さとなりました。午後3時までの最高気温は、道内の気温を観測しているアメダス174地点のうち、83地点で今年一番の暑さとなりました。今後も厳しい暑さはしばらく続きそうです。熱中症や食中毒などには十分に注意してください。

今日(26日)の最高気温まとめ

今日(26日)午後3時までの最高気温は、沿岸で広く28℃前後、内陸は32℃くらいの所が多く、全般に平年より6℃ほど高くなりました。帯広は35.4℃など、道内では7地点で猛暑日を観測し、道内で最も高くなった十勝地方の池田は36.2℃まで上がり、道内の今年の最高気温を更新しました。
また、札幌32.7℃、釧路28.9℃など、道内アメダス83地点で今年一番の暑さになり、室蘭は30.2℃と、今年初めての真夏日を観測しました。

釧路地方の釧路市中徹別では35.7℃まで上がり、1978年の統計開始以来、7月としては最も高い記録を6年ぶりに更新しました。また、昨日、1978年の統計開始以来7月の1位となる32.8℃を記録した釧路地方の厚岸町太田では、今日は33.2℃を観測し、7月の記録をさらに更新しました。

今後の気温 厳しい暑さは続く

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この先1週間の予想最低気温は、平年より4℃ほど高い所が多いでしょう。20℃を下回らないどころか、熱帯夜(夜間の最低気温が25℃以上)の地点が出てくる可能性もあります。夜間にも熱中症が起きてしまう危険もあるため、寝る前にコップ1杯の水を飲む、エアコンや扇風機を適度に使用するなどで、対策をしっかりと行うようにしてください。

また、予想最高気温も高めで、内陸を中心に30℃前後まで上がる日が多く、全道的に厳しい暑さが続きそうです。帯広では35℃の予想など、道東の内陸では明日以降も猛暑日となる可能性があります。暖かく湿った空気が流れ込みやすい影響で、カラっとした暑さというよりは、湿度が高めで蒸し暑く感じる日が多くなるでしょう。

暑さの終わりがなかなか見えず 万全な体調管理を

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さらにその先1週間も気温は平年より高い所が多いでしょう。それまでに比べると、予想気温の数字は低くなりますが、曇りや雨のぐずついた天気となる日も多いため、湿度が高く、蒸し暑く感じられそうです。

気温が高いと熱中症になりやすいというのはもちろんですが、加えて湿度が高いと、汗が蒸発しにくく、体に熱がこもりやすいという特徴があります。
こまめな水分補給などの対策に加え、特に湿度の高い日は空気の通り道を作れるようにゆとりのある衣服を選んだり、吸湿性や速乾性に優れた素材を選ぶと良いでしょう。

暑さの終わりがなかなか見えず、体力も気力も削られてしまいますが、暑さ対策をしっかり行うことで、体調管理に注意しながら過ごしましょう。

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