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東北2週間天気 夏空続くも内陸部中心に危険な暑さ 夏祭り期間はゲリラ雷雨に注意

  • 2023年7月25日
  • tenki.jp

この先の東北地方は晴れる日が多いものの、午後はにわか雨や雷雨の可能性がある。お祭りに参加される方は、天気の急変に注意が必要。強い日差しや上空の暖かい空気の影響で高温傾向が続き、内陸部を中心に猛烈な暑さとなりそう。福島では体温超えの危険な暑さとなるため、熱中症に最大限の警戒が必要。

【前半】梅雨明け10日 福島では体温超えの危険な暑さ

あす26日(水)は夏空が広がりますが、午後はにわか雨や雷雨の所があるでしょう。福島では局地的に雷を伴った激しい雨の降る恐れがあります。落雷や突風など天気の急変に注意が必要です。

27日(木)から30日(日)は太平洋高気圧におおわれ、晴れの天気が続くでしょう。内陸部を中心に気温が上がり、福島では体温超えの危険な暑さとなりそうです。昼前後など暑さが厳しい時間帯は、運動など体に負荷がかかる行動は控えるようにしてください。
この気温の上昇で、午後は関東北部に近い福島を中心に雨雲や雷雲が発達しやすくなりそうです。局地的な大雨や雷雨に注意が必要です。

31日(月)から8月1日(火)は変わりやすい天気で、仙台や福島など雨や雷雨の所がありそうです。

【後半】東北夏祭りシーズン到来 熱中症やゲリラ雷雨に注意

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東北南部と青森は晴れの天気が続くでしょう。秋田は8月4日(金)頃から雨が降りやすくなりそうです。盛岡は5日(土)から雲が多くなり、7日(月)は雨が降る予想です。雨マークが付いていない所でも、気温の上昇や上空の暖かい空気の影響で、午後を中心ににわか雨や雷雨の可能性があります。お出かけの際は晴雨兼用や折り畳みの傘をお持ちください。

この期間は一年で最も暑い時期です。福島では連日のように35℃以上の猛烈な暑さとなるでしょう。お祭りに参加される方も、観覧される方も、熱中症にかからないよう、こまめに水分を補給し、適度に塩分も補給してください。無理をせずに休憩をとりながら、お祭りを楽しんでください。

熱中症 応急処置のポイント

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熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。

① まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。

② 衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。

③ 水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。

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