サイト内
ウェブ

梅雨明け基準は? ポイントは天気の移行期間の「中間日」 3連休に続々と梅雨明けか

  • 2023年7月14日
  • tenki.jp

7月もおよそ半分が過ぎて、西日本や東日本ではそろそろ梅雨明けが近づく頃です。あす15日は九州南部の梅雨明け平年日。「梅雨明け」とはどんな基準で発表されるのでしょうか。

梅雨明けの平年日

画像A

7月もおよそ半分が終わり、梅雨の終盤にさしかかっています。あす15日は九州南部の梅雨明けの平年日です。そのほか四国は7月17日頃、九州北部や中国、近畿、東海、関東甲信は19日頃が梅雨明けの平年日です。

北陸や東北南部、東北北部も平年では7月下旬には梅雨明けしています。

この先の天気次第でいつ梅雨明けしてもおかしくない時期ですが、その発表基準はどうなっているのでしょうか。

梅雨明けはどうやって決めるの?

画像B

梅雨明けの発表のポイントは、天気の移り変わり期間の「中間の日」です。

梅雨の期間の終わりには、曇りや雨の多い時期から、晴れが多い時期への「移り変わり期間」があります。気象庁によると「移り変わり期間」は平均で5日間程度と言われています。その中間の日を「梅雨明け」と推定して発表されます。

例えば、当日を境に前2日は曇りや雨で経過し、後2日は晴れの予報の場合は、その日が梅雨明けの目安となります。

ただし、翌々日より先にまた雨の期間が予想されたり、晴れと雨を2日おきに繰り返すようなときは梅雨明けの日を定めにくくなります。

そのため、毎年9月には「梅雨入り、梅雨明けの見直し」が行われ、日にちが訂正されることがあります。

きょう14日は雲が主役で梅雨明け発表なし

画像C

きょう14日は、梅雨前線が北上して西日本からは離れているものの、各地に雲がかかっているため、梅雨明けした地方はありませんでした。

たとえ前日や当日の朝に晴れる予想が出てたとしても、予想以上に雲が広がっている場合や雨が降ってしまったときは、梅雨明けの発表が見送られることが多いです。

この先の天気は?

画像D

週間予報では、九州〜関東では3連休明けまで晴れる日が続きそうです。来週の後半に再び雨の予想となっている所もありますが、あす15日以降の3連休が梅雨明けの一つのタイミングとなるかもしれません。

一方、東北は晴れる日が長続きせず、梅雨明けはもう少し先になりそうです。

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
tenki.jp