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山梨県甲州市勝沼で38.0℃ 体温超えの危険な暑さ あすも関東甲信は災害級の暑さ

  • 2023年7月11日
  • tenki.jp

きょう11日、山梨県甲州市勝沼で38.0℃を観測。関東の内陸部や山梨県では、体温を上回る危険な暑さになった所もあり、熱中症で搬送される方が相次いでいます。あす12日も、関東甲信では命に関わる危険な暑さとなりますので、外出をできるだけ控えるなど、適切な行動をとってください。

山梨県甲州市勝沼で38.0℃ 体温超えの危険な暑さ

きょう11日も、各地で猛烈な暑さが続きました。特に気温が上がったのが、関東甲信や東海で、山梨県甲州市勝沼で38.0℃を観測。
きのう10日、今年全国で最も高い気温(38.7℃)を記録した山梨県大月市でも37.6℃まで上がりました。
また、群馬県桐生市と山梨県甲府市で37.1℃、埼玉県鳩山町で37.0℃、静岡市で36.9℃など、関東甲信や東海では、体温を上回る危険な暑さになった所もあり、千葉県市原市の牛久で36.4℃、神奈川県小田原市で35.5℃など、きのうに続いて猛暑日となった地点も多くなりました。

東京都心は34.3℃で猛暑日には届かなかったものの、気温も湿度も高く、危険な暑さとなりました。
全国各地で、平年を大幅に上回る暑さとなり、午後4時までの猛暑日地点数は56地点で、今年2番目の多さとなっています。

あす12日も「災害級の暑さ」 適切な行動をとって

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あす12日は、西から曇りや雨となり、西日本や東海の暑さは少しおさまりますが、関東甲信は朝からよく晴れて、危険な暑さが続くでしょう。最高気温は、前橋市や埼玉県熊谷市、さいたま市で37℃、東京都心でも36℃が予想されるなど、猛烈な暑さです。

きのう10日から熱中症で搬送される方が相次ぎ、全国各地で「災害級の暑さ」となっています。
あす12日も、関東甲信では「命に関わる暑さ」となりますので、外出をできるだけ控えるなど、適切な行動をとってください。

また、日中だけでなく、夜間も気温の高い状態が続く見込みです。
夜眠る前に水分を補給したり、エアコンや扇風機を使用するなど、夜間の熱中症にもご注意ください。

熱中症警戒アラート発表時 とるべき行動は

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熱中症警戒アラートが発表された所では、熱中症にかからないよう、積極的にとるべき行動が5つあります。

①外出はできるだけ控え、暑さを避けましょう。熱中症を予防するためには、暑さを避けることが、最も重要です。不要不急の外出は、できるだけ避けてください。屋内では昼夜を問わず、エアコンなどを使用して、部屋の温度を調整しましょう。

②屋外や、エアコンが設置されていない屋内での運動は、外での運動は、原則、中止や延期をしましょう。

③普段以上に、熱中症予防行動を実践しましょう。のどが渇く前に、こまめに水分を補給したり、なるべく涼しい服装を心がけたりしてください。屋外で、人と十分な距離を確保できる場合は、適宜マスクをはずしましょう。

④熱中症のリスクが高い方に、声かけをしましょう。高齢者や子ども、持病のある方、肥満の方、障害のある方などは、熱中症にかかりやすいため、「夜間でもエアコンを使う」「こまめな水分補給を心掛ける」など、周りの方が声をかけてください。

⑤暑さ指数(WBGT)を確認しましょう。暑さ指数は、時間帯や場所によって、大きく異なります。環境省熱中症予防情報サイトなどで確認して、暑さ指数を行動の目安にしてください。

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