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東京都内で午前中から35℃に迫る暑さ 北海道で33℃台 午後も危険な暑さ続く

  • 2023年7月9日
  • tenki.jp

きょう9日は、午前中から気温がハイペースで上昇し、東京都八王子市では35℃に迫る暑さとなっています。正午までに東京都心も33.0℃まで気温が上がっています。また、北海道でも所々で30℃以上となり、厳しい暑さとなっています。熱中症に警戒を。

午前中からハイペースで気温上昇

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きょう9日、沖縄や九州から東北の太平洋側、北海道を中心に午前中から気温がグングン上がっています。

正午までの最高気温は、東京都八王子市で34.2℃と35℃に迫る暑さとなっています。東京都心も33.0℃と午前中から、うだるような暑さとなっています。また、北海道でもすでに30℃以上となっている所が多くあります。北海道北見市では33.7℃まで上がり、厳しい暑さとなっています。

午後も沖縄や九州から東北の太平洋側、北海道を中心に体にこたえる暑さが続くでしょう。

熱中症情報

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熱中症情報をみますと、北海道や中国地方で「警戒」、東北や北陸、東海から九州北部で「厳重警戒」の所が多くなっています。関東や九州南部、沖縄は一番上の「危険」レベルです。熱中症対策を万全になさってください。こまめな水分補給を心がけ、汗をかいたら適度に塩分も補給しましょう。

また、熊本県、宮崎県、鹿児島県、奄美地方、八重山地方には熱中症警戒アラートが発表されています。熱中症警戒アラートとは暑さ指数(WBGT:気温、湿度、日射量などから推定する熱中症予防の指数)が33以上と予測されるときに発表される情報です。熱中症の危険性が極めて高い気象状況になることが予測されます。室内をエアコン等で涼しい環境にしてお過ごしください。

停電への備えも

九州北部から北陸など大雨が予想されるエリアでは、大雨により、停電が発生する可能性も考えられます。エアコンや扇風機が使えなくなる可能性がありますので、冷やしたペットボトル入りの水や麦茶、スポーツ飲料、保冷剤に加え、クーラーボックスやうちわなども用意しておくと良いでしょう。停電になった際は、薄着になって水分を摂取しつつ、保冷剤や水で体を冷やして体温の上昇を抑え、熱中症を防いでください。

熱中症の応急処置

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熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。

まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。

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