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九州北部地方 11日(火)にかけて大雨続く 土砂災害に厳重な警戒を!

  • 2023年7月9日
  • tenki.jp

繰り返す激しい雨により、九州北部地方では土砂災害の危険度が短時間で上がってしまう状況です。気象台や自治体からの情報に十分注意し、もし情報が出なくも、危険を感じたら早めに身の安全を確保するよう心掛けてください。

危険を感じたら早めの避難、身の安全の確保を

9日午前9時現在、九州北部地方は「命に危険が及ぶ土砂災害がいつ発生してもおかしくない紫(危険)」の危険度が出現している地域があります。

九州北部地方は、先月末から断続的に激しい雨が降り、大雨となっています。6月29日からの雨量は、大分県椿ヶ鼻で900ミリ、福岡県英彦山で700ミリを超えるなど、平年の7月ひと月分の雨量を大幅に上回っている所があります。

九州北部地方は広い範囲で地盤が緩み、少しの雨でも土砂災害の危険度が上がってしまう状況です。自治体から発表される情報や気象台からの情報に十分注意して下さい。そして、もし情報が発表されなくても、危険を感じたら早めの避難など身の安全を確保するようにして下さい。

発達した雨雲が繰り返し流れ込む

画像B

気象衛星の雲画像を見ると、梅雨前線に沿うように、東シナ海北部から九州北部付近にかけて、発達した積乱雲が連なっているのが分かります。このあとも、九州北部地方には西から繰り返し活発な雨雲が流れ込み、きょう9日(日)は、1時間70ミリの非常に激しい、滝のような雨が降る所がある見込みです。

さらに、その後も11日(火)ごろまでは断続的に激しい雨が降る見込みで、大雨の恐れが長く続きます。

九州北部地方は、土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水や河川の増水・氾濫にも警戒して下さい。

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