あす7日(金)の北陸地方は、きょうよりも気温が上がり、今年一番の暑さとなるところも多くなるでしょう。予想最高気温は福井で37度、金沢と富山で35度と、いずれも今年初の猛暑日となる見込みです。
週末には大雨に警戒が必要です。8日(土)と9日(日)は、梅雨前線の影響で、福井県、石川県、富山県を中心に大気の状態が不安定となる見込みです。短時間の強い雨や大雨による土砂災害や低い土地の浸水などに注意・警戒が必要です。最新の気象情報を常に確認し、危険な場所には近づかないようにしましょう。
きょうは、日本の上空に暖かい空気が入ってきた影響で、北陸地方の各地で気温が上がり、最高気温が30度を超える真夏日を観測した地点も多くありました。あすは引き続き暖かい空気の影響が残り、きょうよりも気温が上がるところが多くなる見込みです。予想最高気温は福井で37度、金沢と富山で35度と今年初の猛暑日となる見込みで、その他の地点でも今年1番の暑さとなるところが多くなるでしょう。
熱中症には十分に注意し、屋外で活動する際はこまめな休憩や水分補給などの対策が必要です。
今週末の8日(土)から9日(日)にかけては、本州付近から日本海に梅雨前線が停滞し、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んで、大気の状態が非常に不安定となる見込みです。福井県、石川県、富山県を中心に雷や突風を伴って短時間に激しい雨が降り、警報級の大雨となるおそれがあります。
先月28日に富山県上市町の雨量計で1時間に101㎜の雨が観測されて、記録的短時間大雨情報が発表されました。白岩川流域では堤防の決壊や浸水害、土砂災害が発生し大きな被害が出ました。また7月1日には石川県七尾市でも熊木川、日用川が氾濫し、一時1万4141人に避難指示が出されるなど大きな影響が出ました。これらの地域でも再び大雨となるおそれがあります。
注警報や土砂災害警戒情報、雨雲レーダーなどの最新の気象情報に気を配り、危険を感じたら迷わずに避難することをお勧めします。
今週末の北陸地方では、土砂災害、低地の浸水、河川の増水などに注意・警戒が必要となります。
増水した河川や用水路にはむやみに近づかないでください。アンダーパスなどが冠水していることもあるので、車の運転は周囲の状況をよく確認し、慎重な運転を心がけましょう。また、総雨量が多くなるおそれもあるので、土砂災害に警戒し、斜面やガケなどの危険な場所には近づかないようにしましょう。
