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2週間天気 5日は西・東日本で雨 今週末も大雨の恐れ 梅雨最盛期の大雨いつまで

  • 2023年7月4日
  • tenki.jp

5日(水)は低気圧や前線の影響で、九州から関東で雨が降るでしょう。九州は非常に激しい雨が降り、大雨となる恐れがあります。8日(土)から10日(月)は梅雨前線の活動が活発化し、九州を中心にさらに雨量が多くなるでしょう。大雨災害に警戒が必要です。

強雨のち黄砂飛来か

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5日(水)は低気圧が日本海を進み、前線が西日本から東日本付近を通過するでしょう。九州は雷を伴った滝のような非常に激しい雨が降り、再び大雨となる恐れがあります。土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。中国、四国は朝から、近畿は昼頃から雨や雷雨で、バケツをひっくり返したような激しい雨の降る所があるでしょう。東海や北陸も夕方以降は雨が降りそうです。関東や東北、北海道も夜は所々で雨が降るでしょう。

6日(木)も関東から北海道は午前中ほど雨が降りそうです。雨の後は九州から北海道の日本海側を中心に黄砂が飛来する可能性があります。黄砂が洗濯物や車に付着する可能性があり、注意が必要です。

今週末もまた大雨の恐れ

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7日(金)は梅雨前線が西から北上してくるでしょう。8日(土)からは本州付近に前線が停滞し、10日(月)頃にかけて前線の活動が活発化する予想です。

7日(金)は九州や中国地方で雨が降り、8日(土)から10日(月)は雨の範囲が広がり、雨脚が強まるでしょう。九州を中心に活発な雨雲がかかり、大雨となる恐れがあります。九州は記録的な大雨で、すでに土砂災害や河川の氾濫など被害がでています。まだ被害の出ていない所でも、地盤が緩んでおり、いつ災害が発生してもおかしくない状況です。今週末はまた大雨となる恐れがあり、さらなる大雨災害に警戒が必要です。

西日本の大雨 峠を越える可能性 蒸し暑さは続く

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12日(水)以降は九州から近畿は雲は多めながらも晴れ間がでる日が増えるでしょう。大雨の峠はいったん越える予想です。東海から東北は12日(水)は大体晴れますが、13日(木)以降は雲が多くなり、雨の降る日がありそうです。梅雨のない北海道は曇りや雨の日が多くなるでしょう。

この先2週間の最高気温は、平年並みか高い見込みです。広く30℃くらいまで上がり、東京都心や名古屋市などで35℃前後まで上がる日もありそうです。気温に加えて湿度も高く、熱中症リスクが高くなります。熱中症対策を万全になさってください。夜間も気温の下がり方が鈍く、都市部を中心に熱帯夜となりそうです。夜間の熱中症にもご注意ください。

いつ避難する? タイミングは?

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この先1週間も梅雨最盛期の大雨に警戒が必要です。土砂災害や川の増水などの災害は、急に発生して、一気に被害が広がるため、避難が遅れると、命にかかわります。

そこで、避難のタイミングが重要です。警戒レベル3の場合、高齢者や障害のある方などは、安全な所へ避難しましょう。警戒レベル4では、対象地域の方は、全員速やかに避難してください。警戒レベル5では、すでに安全な避難ができず、命が危険な状況です。このため、警戒レベル5緊急安全確保の発令を待ってはいけません。警戒レベル4までに、必ず避難してください。

天気が荒れてしまうと、道路状況が悪くなったり、暴風で物が飛んできたりするなど、避難の際の危険度が高まります。避難指示が出されていなくても、少しでも危険を感じたら、自ら避難しましょう。不安を感じたら、その時が避難のタイミングです。「自主的に、早めに、安全な所へ避難する」という防災意識をもって、避難する際は、近所の方々にも声をかけ、複数で行動してください。

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