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2週間天気 再び大雨の恐れ 梅雨前線が度々活発化 不快な暑さ続く 梅雨明けはいつ

  • 2023年7月2日
  • tenki.jp

梅雨前線の影響で3日(月)は九州を中心に、5日(水)頃からは広く活発な雨雲がかかるでしょう。同じような場所で雨が降り続き、西日本を中心に大雨となる恐れがあります。しばらく梅雨空が続き、梅雨明けはまだ先となるでしょう。梅雨最盛期の大雨に注意・警戒を。

西日本を中心に大雨の恐れ

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3日(月)も梅雨前線は九州を通り、本州の南に停滞するでしょう。また、上空に寒気を伴った気圧の谷の影響で、西日本から北日本で大気の状態が不安定になりそうです。九州は午前中を中心に雨や雷雨で、局地的に激しい雨が降るでしょう。これまでの大雨で地盤が緩んでいる所があり、少しの雨でも土砂災害の発生する恐れがあります。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。中国、四国から北海道は晴れ間がでますが、所々でにわか雨や雷雨がありそうです。

4日(火)は梅雨前線上に低気圧が発生し、5日(水)から6日(木)にかけて、低気圧が日本海を進み、前線が日本付近を通過するでしょう。4日(火)も九州は雨が降り、5日(水)から6日(木)にかけて雨エリアが広がりそうです。前線通過時は活発な雨雲がかかり、雨脚が強まるでしょう。

7日(金)から9日(日)にかけては梅雨前線は北上し、次第に本州付近に延びる予想です。九州から東海を中心に断続的に雨が降るでしょう。

この先1週間も梅雨前線の影響で、同じような場所で雨が降り続き、九州を中心に西日本では大雨となる恐れがあります。

九州〜東北 梅雨空続く 不快な蒸し暑さ

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10日(月)以降も梅雨前線の影響で、九州から東海は雲に覆われ、断続的に雨が降るでしょう。関東から東北は晴れ間の出る日もありますが、13日(木)頃からは梅雨空になり、雨の降る日がありそうです。

この先2週間の最高気温は、平年並みか高いでしょう。広く30℃前後まで上がり、6日(木)頃までは名古屋市などで35℃近くまで上がる日が多くなりそうです。熱中症にならないよう対策をなさってください。夜間も気温の下がり方は鈍く、都市部を中心に熱帯夜(夜間の気温25℃以上)となる日が多いでしょう。夜間の熱中症にもご注意ください。

梅雨明けはいつ?

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この先もしばらく梅雨空が続き、梅雨明けはまだ先となりそです。

気になる今年の梅雨明けは、日本気象協会の「梅雨明け予想」によりますと、九州から東北で「平年並み」となるでしょう。九州や中国、四国、近畿、東海、関東甲信では7月中旬に、北陸や東北は7月下旬に梅雨明けとなる見込みです。

なお、各地の梅雨明け平年日は以下の通りです。
九州南部 7月15日ごろ
四国 7月17日ごろ
九州北部、中国地方、近畿、東海、関東甲信 7月19日ごろ
北陸 7月23日ごろ
東北南部 7月24日ごろ
東北北部 7月28日ごろ

梅雨の最盛期 大雨の備え

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梅雨の最盛期が続き、再び大雨となる恐れがあります。大雨災害による被害を少しでも小さくするために、あらかじめ備えておいていただきたいことは、次の3つです。

① 避難場所や避難経路の確認をしておきましょう。いざ大雨による災害が発生すると、避難経路が通れなかったり、避難場所に行けなくなったりすることもあります。複数の避難場所や避難経路を確認しておくことが大切です。また、川や斜面の近くは通らないようにするなど、浸水や土砂災害の危険性が高い場所を避難経路に選ぶのは、避けてください。確認した避難場所や避難経路の情報は、家族で共有しておきましょう。
② 非常用品の準備をしておきましょう。非常用の持ち出し品は、リュックなど両手が使えるものに入れて、すぐに持ち出せる所においてください。避難時に履く靴は、スニーカーなど、底が厚く、歩きやすい靴を用意するのが安全です。また、水道や電気など、ライフラインが止まった時に備えて、水や食料も用意してください。
③ 側溝などの掃除をして、水はけを良くしておきましょう。砂利や落ち葉、ゴミなどが詰まっていないかも、確認しておいてください。

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