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午前中から都心も30℃超 危険な暑さ警戒 熊本県で非常に激しい雨 天気急変に注意

  • 2023年6月28日
  • tenki.jp

きょう28日、朝から気温が高く、早いペースで30℃超えの所も。日本列島は、北から南までかなりムシ暑くなっています。熱中症に厳重警戒を。また、大気の状態が非常に不安定で、天気の急変にも要注意。熊本県では非常に激しい雨を観測。急に道路が冠水するような雨の降り方も。

熱帯夜も続出 朝から早いペースで都心も30℃超

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きょう28日は、全国的に朝から気温が高く、今年一番の暖かい朝となった所が多くなりました。
最低気温は、福岡市で26.4℃、名古屋市で25.5℃、大阪市で25.0℃など熱帯夜が続出し、スタート地点から気温が高いため、早いペースで30℃を超えている所も。

午前11時までの最高気温は、福井県小浜市で33.8℃、静岡県川根本町で33.6℃、愛知県豊田市と静岡県浜松市佐久間で33.3℃などとなっていて、午前中から真夏日が続出しています。
東京都心も午前11時までに30.8℃まで上がり、湿度は60%台です。まだ気温は上昇中で、午後はさらにムシ暑く感じられそうです。

熱中症情報では北海道から九州にかけて「厳重警戒」レベルの所が多く、関東や東海、沖縄では「危険」レベルの所も。
気温も湿度も高く、危険な暑さになっていますので、熱中症に厳重に警戒して下さい。

ムシ暑さの中、雨雲が急速に発達中

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うだるようなムシ暑さの中、あちらこちらで雨雲が発達中です。
特に、九州北部や中国地方に活発な雨雲がかかり、午前11時までに熊本県菊池市では1時間に53.0ミリの非常に激しい雨を観測しました。(午前10時53分まで)
熊本県玉名市では、1時間に45.5ミリの激しい雨を観測しました。(午前10時25分まで)

九州や中国地方を中心に落雷も観測しています。

きょう28日 九州〜東北にかけて「ゲリラ雷雨」に注意

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きょう28日は、南から湿った暖かな空気が流れ込む一方、上空には強い寒気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定です。

九州から東北にかけては、積乱雲が急速に発達し、局地的には雷を伴った非常に激しい雨が降る見込みです。道路が冠水するような大雨が一気に降る所もあるでしょう。日が差している所も、このあとは雨雲レーダーを確認しながら、天気の急変にご注意ください。
空が急に暗くなる、雷が鳴る音が聞こえるなど、積乱雲が近づいている兆しがあれば、早めに安全な場所に移動してください。

また、あす29日は北海道も大気の状態が不安定となるでしょう。急な激しい雨や落雷、突風などに注意してください。

ゲリラ豪雨の前兆

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ゲリラ豪雨(局地的な大雨)の、前兆となる現象は、大きく3つ挙げられます。

① 「真っ黒な雲が近づいてきた」
ゲリラ豪雨(局地的な大雨)をもたらすような、発達した積乱雲は、真っ黒に見えます。黒い雲が速いスピードで動いているように見えたり、晴れていたのに、急に空が暗くなったりするのも、ゲリラ豪雨(局地的な大雨)のサインの一つです。

② 「雷の音が聞こえてきた」
ゴロゴロという音が聞こえてきたら、雷雲が近づいています。また、稲妻が見えるのも、ゲリラ豪雨(局地的な大雨)のサインの一つです。

③ 「急に冷たい風が吹いてきた」
発達した積乱雲からは、雨粒とともに、冷たい風が勢いよく吹き降りてきます。風の変化にも、注意が必要です。

このような前兆を感じたら、すぐに安全な所へ避難してください。また、雷注意報が発表されている時や、天気予報で「大気の状態が不安定」、「天気が急変」という言葉を聞いた時には、ゲリラ豪雨(局地的な大雨)の可能性がありますので、ご注意ください。

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