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6月30日〜7月2日は、梅雨前線が活発化して大雨の恐れ 早めに災害への備えを

  • 2023年6月27日
  • tenki.jp

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6月30日(金)から7月2日(日)にかけては、梅雨前線の活動が活発になり、西日本を中心に大雨になる恐れがあります。同じような所で大雨が続く可能性もありますので、今後の情報を確認し、大雨への備えを早めに進めましょう。

梅雨の最盛期 大雨をもたらす暖かく湿った空気が流れ込む

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月末6月30日(金)から7月2日(日)にかけては、梅雨前線の活動が活発になるでしょう。予想天気図を見ると大陸から日本海に延びる梅雨前線が、6月30日(金)になると東北地方にかかり、7月1日(土)から2日(日)にかけては、徐々に南下する見込みです。

この梅雨前線に向かって、暖かく湿った空気が流れ込むでしょう。特に、九州には大雨のもとになるような非常に暖かく湿った空気が流れ込む予想です。また、北海道付近には低気圧が近づくでしょう。

傘マークの無い日も急な雨や雷雨に注意

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向こう一週間の全国の天気を見てみると、梅雨明けの発表のあった沖縄は晴れの天気が続くでしょう。

九州から北海道にかけては、雨の降る日が多くなりそうです。あす28日(水)は、上空に寒気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定になるでしょう。広い範囲で雨が降り、雷を伴って激しい雨の降る所もありそうです。短い時間で一気に雨量が増える恐れもありますのでご注意ください。29日(木)も変わりやすい天気で所々で雨が降りそうです。

30日(金)〜7月2日(日)は、雨が降り、西日本を中心に大雨になる恐れがあります。同じような所で激しい雨が降り続く可能性もあります。まだ、前線の位置や雨雲の発達具合は予報に幅がありますので、今後の情報を確認するようにしましょう。また、前線から離れていても湿った空気は流れ込むため、にわか雨や雷雨はありそうです。傘マークがなくても天気の急変にご注意ください。

最高気温は、東北から九州、沖縄で30℃以上の日が多くなるでしょう。最低気温も関東から九州、沖縄で25℃くらいの予想です。湿度が高いので、蒸し暑くなるでしょう。雨が降って、この暑さですので体に堪えそうです。体調管理や食品の管理にご注意ください。

大雨の備え

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大雨が予想される場合、災害による被害を少しでも小さくしたいものです。そのために、あらかじめ備えておいていただきたいことは、次の3つです。

① 避難場所や避難経路の確認をしておきましょう。いざ大雨による災害が発生すると、避難経路が通れなかったり、避難場所に行けなくなったりすることもあります。複数の避難場所や避難経路を確認しておくことが大切です。また、川や斜面の近くは通らないようにするなど、浸水や土砂災害の危険性が高い場所を避難経路に選ぶのは、避けてください。確認した避難場所や避難経路の情報は、家族で共有しておきましょう。
② 非常用品の準備をしておきましょう。非常用の持ち出し品は、リュックなど両手が使えるものに入れて、すぐに持ち出せる所においてください。避難時に履く靴は、スニーカーなど、底が厚く、歩きやすい靴を用意するのが安全です。また、水道や電気など、ライフラインが止まった時に備えて、水や食料も用意してください。
③ 側溝などの掃除をして、水はけを良くしておきましょう。砂利や落ち葉、ゴミなどが詰まっていないかも、確認しておいてください。

いずれも、大雨になる前に、なるべく早い段階で備えるよう、心がけてください。

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