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きょう25日 梅雨前線北上 九州は激しい雨も 関東などで厳しい暑さ 熱中症に警戒

  • 2023年6月25日
  • tenki.jp

きょう25日は、梅雨前線が九州付近に北上。九州は局地的に激しい雨。梅雨の晴れ間となる関東などでは、厳しい暑さが続きそう。熱中症に警戒を。

九州は雨脚強まる 関東以北はにわか雨に注意

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きょう25日は、梅雨前線が九州付近を北上するため、九州では広く雨が降るでしょう。局地的に雷を伴って雨脚が強まりそうです。長崎県の五島列島では、昼頃から発達した雨雲がかかり、1時間に30ミリ以上の激しい雨の降る所があるでしょう。アッという間に道路が川のようになるほどの雨の降り方です。落雷や突風にもご注意ください。

一方、前線が離れる沖縄では、日中は強い日差しが照りつけそうです。きょうにも梅雨明けの発表があるかもしれません。

四国は、瀬戸内側を中心に日の差す時間はありますが、所々で雨が降りそうです。中国地方や近畿は雲が多いものの、晴れ間も出るでしょう。東海や北陸は、晴れたり曇ったりで、日中は紫外線対策が欠かせません。

関東甲信も梅雨の晴れ間となりますが、気温が上がる午後は山沿いを中心に雨雲が湧きそうです。群馬県では、雷を伴って激しい雨が降ることもあるでしょう。黒い雲が近づいたり、雷の音が聞こえたりしたら、天気急変のサインです。安全な場所に移動してください。

東北や北海道は雲の多い所もありますが、日中は日差しが届きそうです。ただ、局地的に雨が降るため、お出かけの際は雨具があると良いでしょう。

熱中症情報 東京「厳重警戒」

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きょう25日の最高気温は、きのうと同じくらいの所が多く、全国的に暑さが続きそうです。

沖縄は30℃以上の真夏日になる所が多く、熱中症情報では一番上のランク「危険」となっています。昼間の暑さだけでなく、夜になっても気温が下がりにくいでしょう。時間を問わず、冷房を使って涼しくするなど、対策が必要です。

九州から北海道は、最高気温が28℃前後まで上がる所が多いでしょう。近畿から関東を中心に、30℃以上の真夏日になる所もありそうです。熱中症情報では「警戒」レベルの所が多く、東京は上から2番目の「厳重警戒」となっています。蒸し暑さが続くため、熱中症リスクが高まります。喉が渇く前に水分をとるよう、心がけましょう。

あると便利 熱中症対策グッズ

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夏のレジャーなど、暑い中、外で過ごす時には、熱中症対策として、次のようなグッズがあると便利です。

① ペットボトルや水筒に入った飲み物(水やスポーツドリンクなど)を用意して、気づいた時にすぐ水分補給ができるようにしましょう。また、塩分タブレットや塩分の含まれた飴があると、大量の汗によって失われた塩分を手軽に補給できます。

② 日傘や帽子で日差しの暑さを遮りましょう。晴れた日は地面に近い所ほど気温が高いため、背の低いお子さんは、大人よりも暑い空気に包まれてしまいます。また帽子をかぶると、熱中症対策だけでなく、紫外線対策にも効果的です。帽子は時々はずして、汗を蒸発させましょう。さらに、海岸など日陰のない所でのレジャーでは日よけテントがあると、日陰を作り出すことができます。

③ 扇子やうちわ、携帯扇風機もおススメです。涼しい風で体を冷やすことができます。

④ 冷却シートなどの冷却グッズも、上手に利用しましょう。ネッククーラーは、太い血管が体の表面近くを通っている首元を冷やすため、効率よくクールダウンできます。また、保冷剤や氷があればタオルなどにくるみ、体(首、脇の下、太ももの付け根など)にあてて冷やすことができます。他にもスカーフやバンダナがあると、水で濡らして首や頭に巻けば、水が蒸発する時にまわりの熱を奪うため、体温を下げることができます。

熱中症を予防するには、熱中症対策グッズを用意するだけでなく、なるべく涼しい所でこまめに休憩することや、「水分をとっている?」「少し休んだほうが良いよ」など声をかけ合うことも、忘れないでください。

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