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沖縄は夏本番到来の兆し 西日本は次第に梅雨の最盛期へ 来週は熱帯夜の所も

  • 2023年6月19日
  • tenki.jp

向こう一週間は梅雨前線が本州付近へ北上し、その後は停滞する日が増える見込みです。沖縄では梅雨明けの兆しが見える一方で、西日本では徐々に梅雨の最盛期を迎えるため、大雨への備えが必要です。また、来週は蒸し暑さがレベルアップし、西日本の市街地でも熱帯夜の日が出てくるでしょう。

20日(火)〜26日(月) 梅雨の中休みは明日まで 沖縄は梅雨明けへ

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西日本では、今週は徐々に梅雨空が戻るでしょう。広い範囲で日差しが期待できるのは、明日(火)までとなりそうです。21日(水)から22日(木)にかけては梅雨前線が北上してくるため、西から雨の範囲が広がるでしょう。太平洋側を中心に雨量が多くなり、大雨の恐れもあるため注意が必要です。その後も梅雨前線が停滞する影響で、九州から近畿は雲が多く、雨の降る所があるでしょう。沖縄では梅雨の出口が近づき、晴れ間の出る日が増える見込みです。

気温は平年並みの日がほとんどで、蒸し暑いでしょう。こまめに水分を摂るなど、熱中症対策をなさってください。

27日(火)〜7月2日(日) 西日本は梅雨の最盛期 寝苦しさレベルアップ

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27日(火)以降は、沖縄では夏空の日が多く、ジリジリと夏本番の強い日差しが照りつける見込みです。一方、九州から近畿は天気がぐずつき、梅雨の最盛期を迎えるでしょう。

気温は平年並みの日が多いものの、湿度が高く、夜は一段と気温が下がりにくくなる見込みです。沖縄だけでなく、西日本の市街地でも熱帯夜の日が出てくるでしょう。夜間の熱中症にも十分ご注意ください。

なお、今年はすでに梅雨の序盤から大雨による災害に見舞われた地域がありますが、例年の大雨災害、時には豪雨の名がつく災害が発生するケースが多いのはこれから(梅雨最盛期や梅雨末期)です。今のうちにできる備えをしてください。

大雨の備え

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大雨が予想される場合、災害による被害を少しでも小さくしたいものです。そのために、あらかじめ備えておいていただきたいことは、次の3つです。

① 避難場所や避難経路の確認をしておきましょう。いざ大雨による災害が発生すると、避難経路が通れなかったり、避難場所に行けなくなったりすることもあります。複数の避難場所や避難経路を確認しておくことが大切です。また、川や斜面の近くは通らないようにするなど、浸水や土砂災害の危険性が高い場所を避難経路に選ぶのは、避けてください。確認した避難場所や避難経路の情報は、家族で共有しておきましょう。
② 非常用品の準備をしておきましょう。非常用の持ち出し品は、リュックなど両手が使えるものに入れて、すぐに持ち出せる所においてください。避難時に履く靴は、スニーカーなど、底が厚く、歩きやすい靴を用意するのが安全です。また、水道や電気など、ライフラインが止まった時に備えて、水や食料も用意してください。
③ 側溝などの掃除をして、水はけを良くしておきましょう。砂利や落ち葉、ゴミなどが詰まっていないかも、確認しておいてください。

いずれも、大雨になる前に、なるべく早い段階で備えるよう、心がけてください。

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