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13日火曜 北〜西日本で雷雲発達・天気急変のおそれ 沖縄では警報級の大雨も

  • 2023年6月12日
  • tenki.jp

13日火曜のポイントは、北〜西日本で「大気の状態が不安定になること」です。関東甲信を中心に、発雷確率が高いので、雷雲が発達しやすく、天気急変のおそれがあります。一方、沖縄では、梅雨末期の大雨に、十分お気をつけください。

特に「発雷確率」が高いのは?

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13日火曜は、梅雨前線が本州付近から離れて、沖縄付近に停滞するでしょう。

北〜西日本では、晴れ間もありますが、油断はできません。北〜西日本の上空には、寒気が流れ込むため、山沿いを中心に、大気の状態が不安定になりそうです。

発雷確率を見ますと、13日火曜の午後は、広い範囲で、雷雲が発達しやすくなりそうです。特に、関東甲信の山沿いを中心に、発雷確率が高く予想されています。

また、九州北部など、発雷確率がそれほど高く予想されていない所でも、日中は気温がグングン上がるので、上空と地上との「気温差」が大きくなることで、大気の状態が「非常に不安定」になりそうです。

昼頃から、局地的に積乱雲が発達し、天気が急変するおそれがあります。落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨(局地的な大雨)、ひょうに、十分お気をつけください。

特に、東北、関東、近畿、九州では激しい雨が降って、大雨になる所もあるでしょう。

ゲリラ豪雨(局地的な大雨)に遭遇したら

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ゲリラ豪雨(局地的な大雨)に遭遇したら、次の3つのことを心がけてください。

① 頑丈な建物に入りましょう。発達した積乱雲は、ゲリラ豪雨(局地的な大雨)だけでなく、落雷や竜巻などの突風をもたらすこともあります。屋外にいる場合は、すぐに頑丈な建物に入り、2階以上の、窓から離れた所へ避難しましょう。

② 最新の気象情報を確認しましょう。ゲリラ豪雨(局地的な大雨)は、ごく狭い範囲で、短い時間に大量の雨が降るというのが、特徴です。雨雲レーダーをチェックすると、「今、どこで雨雲が発達しているのか」という実況だけでなく、「この後、雨雲がどこへ進むのか」という予想もわかります。自分のいる付近を拡大すれば、より詳しく知ることができます。

③ 地下施設・水辺から離れましょう。ゲリラ豪雨(局地的な大雨)が街中で発生すると、アスファルトなどによって水はけが悪いために、思わぬ所に水が溜まる恐れがあります。地下施設にいる場合は、できるだけ早く、地上の高い所へ移動してください。また、雨宿りをする際は、建物の地下室や、地下街を避けましょう。橋の下も、川が急に増水する恐れがありますので、絶対に避けてください。

沖縄 午前中を中心に 激しい雨

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一方、沖縄では、梅雨前線の影響を受けるでしょう。

沖縄本島地方は、未明から昼前にかけて、局地的に雷を伴った激しい雨の降るおそれがあります。激しい雨とは、バケツをひっくり返したように降る雨で、道路が川のようになるくらいです。

土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に十分な注意が必要です。

さらに、梅雨前線は、ここ数日、沖縄付近に停滞する予想です。そのため、13日火曜から15日木曜にかけて、梅雨前線の活動の程度によっては、沖縄本島地方では、警報級の大雨となるおそれがあります。

13日18時までに、沖縄本島地方で予想される24時間雨量は、多い所で120ミリです。15日木曜にかけて、雨量は更に増えそうですので、梅雨末期の大雨に備えて、早めの対策を心がけてください。

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