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2週間天気 晴れても急な雷雨に注意 真夏日となる日も 熱中症対策を

  • 2023年6月12日
  • tenki.jp

16日(金)にかけて、東北から九州は不安定な天気で、晴れ間が出ても急な雷雨に注意。17日(土)と18日(日)は広く晴れて、厳しい暑さになる所も。こまめな水分補給など、万全な熱中症対策を。

1週目(13日〜19日):16日にかけて不安定

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あす13日(火)は、気圧の谷の影響で曇りや雨の所が多いでしょう。上空に寒気が流れ込むため、大気の状態が不安定となる見込みです。上の図は、あす13日(火)午後3時の発雷確率ですが、50%以上(黄色やオレンジ)の所が多くなっています。晴れ間が出ても、急な雷雨にご注意ください。

14日(水)から16日(金)も、東北から近畿の広い範囲で雨が降るでしょう。大気の不安定な状態が続くため、落雷や突風、急な強い雨に注意が必要です。

17日(土)と18日(日)は、安定して晴れる所が多いでしょう。梅雨の晴れ間を有効にお使いください。19日(月)は、梅雨前線が北上するため、九州から関東では雨の降る所が多くなりそうです。

なお、19日(月)頃にかけて、梅雨前線が沖縄付近に停滞するため、沖縄や奄美では、断続的に雨が続き、大雨となる恐れがあります。最新の気象情報にご注意ください。

最高気温は、平年並みか平年より高い日が多い見込みです。東北から九州では、晴れる日は30℃くらいまで上がって、厳しい暑さとなる所もあるでしょう。北海道でも夏日(最高気温が25℃以上の日)となりそうです。

17日(土)と18日(日) 熱中症対策を

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17日(土)と18日(日)は、広く晴れて、厳しい暑さとなる見込みです。梅雨の晴れ間に急に暑くなると、熱中症の危険度が高まります。屋外でのレジャーなどは、強い日差しを避けて、こまめに水分を補給するなど、万全な対策が必要です。熱中症対策として、次のようなグッズがあると、便利です。

① ペットボトルや水筒に入った飲み物(水やスポーツドリンクなど)を用意して、気づいた時に、すぐ水分補給ができるようにしましょう。また、塩分タブレットや塩分の含まれた飴があると、大量の汗によって失われた塩分を、手軽に補給できます。

② 日傘や帽子で、日差しの暑さを遮りましょう。晴れた日は、地面に近い所ほど気温が高いため、背の低いお子さんは、大人よりも暑い空気に包まれてしまいます。また、帽子をかぶると、熱中症対策だけでなく、紫外線対策にも効果的です。帽子は、時々はずして、汗を蒸発させましょう。さらに、海岸など日陰のない所でのレジャーでは、日よけテントがあると、日陰を作り出すことができます。

③ 扇子やうちわ、携帯扇風機もおススメです。涼しい風で、体を冷やすことができます。

④ 冷却シートなどの冷却グッズも、上手に利用しましょう。ネッククーラーは、太い血管が体の表面近くを通っている首元を冷やすため、効率よくクールダウンできます。また、保冷剤や氷があれば、タオルなどにくるみ、体(首、脇の下、太ももの付け根など)にあてて、冷やすことができます。他にも、スカーフやバンダナがあると、水で濡らして首や頭に巻けば、水が蒸発する時にまわりの熱を奪うため、体温を下げることができます。

2週目(20日〜25日):曇りや雨の日が続く

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20日(火)以降は、東北から九州で曇りや雨の日が多く、梅雨空が続くでしょう。北海道でも、21日(水)から23日(金)頃は雨が降りそうです。沖縄は6月21日頃が梅雨明けの平年日ですが、しばらく曇りや雨の日が続くでしょう。

最高気温は平年並みの日が多い見込みです。曇りや雨でもムシムシするでしょう。湿度が高いと、汗が蒸発しにくく、体の中に熱がこもりやすくなるため、熱中症になることがあります。曇りや雨でも油断しないで、室内の気温や湿度を適切に保ちましょう。体調の管理とともに、食品の取り扱いにもご注意ください。

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