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きょう29日 前線南下で広く雨 北陸や中国地方で大雨の恐れ 土砂災害に注意・警戒

  • 2023年5月29日
  • tenki.jp

きょう29日(月)は、前線が本州付近を南下するため、東北南部から九州にかけて広く雨。特に、北陸や中国地方など日本海側では、局地的に雷を伴った激しい雨が降り、大雨の恐れ。土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に注意・警戒を。

北陸や中国地方で大雨の恐れ

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きょう29日(月)は、朝鮮半島付近から日本海にのびる前線が本州付近を南下する見込みです。前線に向かって、暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定となるでしょう。

北海道は昼前までキリのかかる所がありますが、次第に晴れる見込みです。太平洋側の東部では、夕方までにわか雨にご注意ください。

東北北部の雨は次第にやみ、昼前から日差しの出る所もありそうです。南部は昼過ぎにかけて広い範囲で雨が降るでしょう。

関東から近畿、中国地方は断続的に雨が降り、局地的に雷を伴って、道路が川のようになるほど激しく降りそうです。特に、北陸や中国地方では、あす30日(火)にかけて、総雨量が100ミリを超える大雨となる恐れがあり、予想より雨雲が発達した場合は、警報級の大雨になる可能性があります。土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に注意・警戒してください。

四国と九州も昼頃から広い範囲で雨が降るでしょう。夜は雷を伴って土砂降りの雨になる所もありそうです。

沖縄は雨で、台風の接近に伴い、次第に風が強まります。沿岸の海域では、うねりを伴いしけるでしょう。先島諸島では大しけとなるため、高波に警戒してください。

最高気温 関東甲信は4月下旬並み

最高気温は、きのう28日(日)より低い所が多くなりそうです。北海道や東北北部は18℃前後、東北南部や北陸、関東甲信は20℃前後、東海から九州は25℃前後でしょう。

平年を下回る所がほとんどで、関東甲信は4月下旬並みの見込みです。蒸し暑さから一転、昼間でも羽織る物が必要でしょう。服装をうまく調節して、体調を崩さないようにご注意ください。

激しい雨とは

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きょう29日(月)は、北陸や関東から四国にかけて、局地的に雷を伴った激しい雨が降るでしょう。
激しい雨とは、1時間雨量が30ミリ以上〜50ミリ未満の雨を表しています。これは、バケツをひっくり返したように降るイメージです。また、傘をさしていても濡れるレベルで、木造住宅の屋内では、寝ている人の半数くらいが雨に気づくほどです。外では道路が川のようになり、高速道路を走る車は、タイヤと路面の間に水の膜ができて、ブレーキがきかなくなる「ハイドロプレーニング現象」が起こる恐れがあります。

激しい雨が降ると予想される所では、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水・氾濫を引き起こす可能性がありますので、注意が必要です。

大雨の時に危険な場所

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短い時間に激しい雨が降ると、あっという間に道路が冠水したり、用水路が増水するおそれがあります。

普段は流れの遅い河川や用水路でも、大雨によって増水したり、流れが速くなったりします。増水した用水路は、道路との境目が分からなくなって、足をとられることがあります。絶対に近づかないようにしてください。

また、アンダーパスなど低い所を通る道路では、車が水につかると、水圧によって、ドアが開かなくなることもあります。運転の際は、なるべく低い所を通る道路を避けるようにしましょう。

山などの急な斜面は、大雨によっていつ崩れるか分かりません。急な斜面や崖には、決して近づかないようにしてください。

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