きょう11日は、広く晴れますが、上空の寒気の影響で、北海道では雨の降る所があるでしょう。関東甲信や静岡県も所々で雨や雷雨がありそうです。天気の急な変化にご注意ください。
きょう11日は、引き続き高気圧に覆われますが、上空5500メートル付近でマイナス24℃以下の寒気を伴った気圧の谷が北日本から東日本を通過するでしょう。
北海道は雲が広がりやすく、雨の降る所がありそうです。東北はおおむね晴れるでしょう。関東甲信は変わりやすい天気です。日差しが届きますが、午後は所々で雨や雷雨になるでしょう。帰宅時間帯も所々に雨雲や雷雲がかかりそうです。折りたたみ傘があると良いでしょう。東海もおおむね晴れますが、静岡県では午後は、にわか雨の所がありそうです。近畿から九州、沖縄は大体晴れるでしょう。
最高気温は、北海道から関東甲信は昨日より低くなるでしょう。北海道は10℃くらいで、平年を下回りそうです。東北や関東甲信は20℃くらいでしょう。関東甲信は昨日より3℃くらい低く、暑さはなさそうです。
一方、東海から西では、25℃以上の夏日の所が多く、汗ばむ陽気でしょう。
外にいる時、雷雲が近づいているかどうか、誰にでも簡単にわかる方法があります。雷雲が近づくサインは3つ。「真っ黒い雲が近づく」「ゴロゴロと雷の音が聞こえる」「急に冷たい風が吹く」です。このような変化を感じたら、まもなく激しい雨が降ったり、雷が鳴ったりする恐れがありますので、すぐに安全な所へ避難してください。
雷雲が近づく時、避難する場所は、近くのしっかりした建物や、車の中が良いでしょう。木の下での雨宿りは、木に落ちた雷が人に飛び移ることがあるので、危険です。万が一、周囲に避難する場所がない時は、両足をそろえて、頭を下げてしゃがみ、両手で耳をふさぎましょう。
単独の雷雲による激しい現象は、30分から1時間程度で弱まることが多いです。スマホなどで雨雲レーダーをチェックするなど、最新の情報を確認しながら、安全な場所で雷雲が過ぎるのを待ちましょう。
