多肉植物の魅力は単独でも、他の種類と組み合わせても楽しめることです。
今回は多肉植物を寄せ植えする際のプランターや植木鉢の選び方からどうやって寄せ植えをすればいいのか、その手順まで紹介します。
多肉植物は生育期の夏型、冬型に大きく分かれます。
また管理するのに適した温度も品種によって異なってきます。
基本的に組み合わせは自由なのですが、生育期や耐寒性が同じタイプの品種を組み合わせると育てやすくなるのでオススメです。
寄せ植え用セットを取り扱っているショップもありますので、入門用に試してみるのも良いでしょう。
植木鉢やプランターを選ぶポイントは底に穴が空いたタイプを選ぶこと。
多肉植物は過湿を嫌うので通気性の良い穴空きタイプが適しています。
鉢底の穴から空気を取り込めるのも大事なポイントです。
また、育つとだんだん大きくなるのでピッタリのサイズよりも少し大きめのサイズを選ぶと良いでしょう。
穴の空いた鉢を使う場合の手順について説明します。
1.鉢底ネットを敷く。大きさは鉢の大きさに合わせてカットして下さい。
2.鉢底石を敷く。鉢底石は排水性や通気性を良くしてくれます。
3.新しい土を入れ、多肉植物の株を植える。土は多肉植物用の培養土を使いましょう。
箸のような細い棒で土をギュッと押し、鉢との隙間を埋めていきます。
4.ピンセットを使い小さな多肉植物を密植させる。寄せ植えのコツはできるだけ植物同士の間隔を空けないことです。
ピンセットを使って上手く植えましょう。
5.水やりは1週間後以降。
根腐れを防ぐため、寄せ植えの前後1週間は水やりを控えて下さい。
寄せ植えの前後1週間は水やりを控えて下さい。
手順で少し触れましたが、寄せ植えをする前後1週間は水やりを控え、乾燥させル必要があります。
乾燥していない状態で寄せ植えをすると根腐れを起こしてしまいます。
2年以上経過したら植え替えをします。
元気を保つためにも2年以上経ったら新しい土に植え替えてあげましょう。
寄せ植えは春や秋に行います。春(3〜5月)と秋(9〜11月)は植物が育つ季節なので最適です。
真冬は避けましょう。
今回は寄せ植えの際の鉢の選び方と手順を説明しました。
注意点を踏まえて作業すれば初心者でも大丈夫ですよ。
自分だけの寄せ植えで多肉植物をより楽しみましょう。
※トップ画像はPhoto by coppiさん@GreenSnap