多肉植物の種類は原種だけでも1万5千種以上あると言われていて、とても魅力的で奥が深い植物です。
人気の秘密は育てやすいのとユニークなフォルムにあります。
ここでは、秋麗という多肉植物について色々と調べてみました。
秋麗は「しゅうれい」と読みます。
グラプトぺダルム属のベンケイソウ科の多肉植物になります。
耐寒性が-1、2℃までと高く、寒い冬に強いのが特徴です。
また耐暑性もあって夏の炎天下に置いておいても特に問題はありません。
とても丈夫なので初心者にも育てやすくおすすめです。また成長も早くて良いのでよく伸びます。
そして脇芽も出ます。脇芽を出しつつ縦方向にニョキニョキと伸びていくのです。
通常は白味のある緑か黄緑色をしていますが、秋には紅葉するので、オレンジ色~ピンク色へと変わります。
まるでお花のような形をしていて愛らしいです。
秋麗の育て方についてですが、お水は控えめで大丈夫です。
土が完全に乾いたのを確認した後、さらに数日経過してから水を与えるようにしましょう。
多肉植物というのは基本的に多湿を嫌うため、水のやり過ぎは根腐れや枯れてしまう原因となるので注意が必要です。
置き場所は、屋外の半日陰が向いています。
また肥料のやり過ぎは葉が落ちてしまう原因となるので控えるようにしましょう。
ただし、生育期の春~秋には一ヵ月に一回ほど薄く液肥を与えてあげてください。
秋麗の増やし方については、大きめの葉っぱを土に挿しておいて増やす挿し葉で株を簡単に増やしていくことができます。
成長が早く、とても増えやすいので、多肉の寄せ植えに使う場合には他の多肉植物を駆逐してしまうため少し注意は必要です。
日光が大好きなので、しっかりと日に当ててあげるように気をつけてあげましょう。
冬場の寒さには強いのですが、この時期は水切りを行うようにします。
また屋外の場合には軒下へ移動して霜には当てないような配慮が必要です。
多肉植物の秋麗についてご紹介してきました。
丈夫で成長も早く初心者にも育てることができるのでぜひ一度育てて増やしてみてください。
黄色いお花も咲くのでそれも育てる楽しみになりますよ!
※トップ画像はPhoto by リリアージュさん@GreenSnap