世界中に自生するおかしな形の多い多肉植物ですが、その見た目に反して、初心者におすすめできるほど育てやすい性質を持ったものばかり。
今回はそんな多肉植物を種から育てる方法をご紹介します!
多肉植物は見た目がカラフルで変な形のものが多いですが、その自生地の多くは乾燥地や熱帯地です。
そのため、耐暑性があるのはもちろん、中には耐寒性もあり、水を多くあげて日光に晒してあげるだけですくすくと育っていく品種が多く存在します。
そのため、初心者にはうってつけの品種だといえます。
また、すでに多肉植物を育てている場合は、その植物から種を採って育ててみるのも良いかもしれません。
種は新鮮であればあるほど、発芽率が高く、採取してすぐに植えればほぼ100%の発芽率をほこります。
多肉植物を種から育てる場合、春秋型、夏型、冬型があるので、時期を考えなければいけません。
小さな器に鉢底石を入れ、その上から用意した乾いた土(種まき用の土が売っています)を入れます。
種を植える際には、霧吹きで土を濡らし、土の上に置くようにして(土はかぶせません)種をまきます。
直射日光に当てず風通しの良い場所に置けばすぐに発芽するので、簡単です。
また、最近はサボテンなどの発芽キットがあるので、それを購入して育ててみるのもいいかもしれません。
もし、多肉植物をすでに育てている場合、種を採取しなくても新しく育てることができます。
それは、落ちた葉を利用する方法です。
植物を育てていると落ちた葉がいくつもありますよね。それを土の上に置きます。
土をかぶせると逆効果なので注意して下さい。
そして日当たりの良い場所で数日間通常より多めの水をあげると、根元から根が出てくるので、そこで土に浅いくぼみを作り、根の部分を埋めてあげると、どんどんと新しく育ってくれます。
また、葉は子供に栄養をあげ終えると枯れるので、カサカサになった葉は取り除いて下さい。
多肉植物は昨今人気の品種なので、キットなども多く販売しています。
そのため、種からでも簡単に育てることができるでしょう。一度試してみてはいかがでしょうか。
※トップ画像はPhoto by ★a.k★さん@GreenSnap