多肉植物が花を咲かせるといえば驚く人もいるかもしれません。
このエケベリアも花を咲かせる種類の多肉植物で、綺羅びやかな花を開いてくれます。
そんなエケベリアの育て方をご紹介します。
エケベリアを育てるにあたって重要になってくるのは成長期です。
基本的には、4月から6月にかけての春、9月から10月の秋ごろが成長期にあたります。
特に気をつけるのが水やりです。
通常の植物とは違い、土の湿り気を確認したうえで水を与えます。
乾燥していると感じれば水をやると良いです。
ただ、これは成長期の話で、夏と冬はかなり減らす必要があり、冬に至っては水をやらない時期を作ってもいいほどのものです。
これも成長を止めているのが理由です。
過度な水やりは、根腐れの原因に繋がるため、適度な水やりを心がけます。
エケベリアには種類が多く、的確にこの時期であるという時期を指すことはできません。
ですが、殆どは成長期と重なる時期となります。
花を開く時期は2月から8月とされています。
花が咲いたのを見たことがないという人が多いのは、日当たりが悪い場所にあるというのが最も多い理由です。
直射日光から避ける必要はありますが、基本的に日当たりの良い場所を好むため、暖かく風通しの良い場所で育てておく必要があります。
また、多湿を嫌うので、雨のときは素早く避難させます。
他にも、害虫による病気が原因となっていることがあるので、定期的な確認と、見つけた際は早々な駆除が必要です。
エケベリア自体が花が開いたようなルックスをしているため、こういうもので花は開かないという固定概念に縛られた人は意外と多いようです。
そんなことは全く無く、花が開かないのには理由が必ずあります。
必要最低限の育成をしていれば花は開くのです。
開かない場合は、次の年には花が開くように対策を立てるのが懸命です。
※トップ画像はPhoto by haraさん@GreenSnap