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2022年の朝ドラは黒島結菜がヒロインを演じる沖縄が舞台の「ちむどんどん」

  • 2021年3月4日
  • 沖縄島ガール

(C)NHK

2022年春に放送がスタートする、通称“朝ドラ”と呼ばれる「連続テレビ小説」(NHK総合ほか)は、沖縄を舞台にした「ちむどんどん」に決定。さらに、主人公・比嘉暢子(ひが・のぶこ)を沖縄出身の女優・黒島結菜が演じる。

2022年は沖縄が日本に復帰して50年に当たる節目の年。その年の春からスタートする「ちむどんどん」は、個性豊かな沖縄の四兄妹の中で支え合いながら育った暢子が、沖縄の料理に夢を懸ける姿を描くヒューマンドラマ。

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沖縄が舞台の「連続テレビ小説」は、第63作の「ちゅらさん」(2001年)、第87作の「純と愛」(2012年)に続き3作目となる。

物語は、沖縄が日本に復帰する前の1960年代からスタート。アメリカ軍の統治下にある沖縄の本島北部は「やんばる地方」と呼ばれ、そのひなびた村に、サトウキビなどの農家を営む比嘉家が暮らしている。

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父と母は2人で一生懸命働き、家計を支え、ヒロインである次女の暢子を中心に、長男、長女、次女、三女の4人の子供たちは個性豊かで、けんかをしながらも仲良く育っている。

小学生の暢子にとって「遊ぶ」といえば「何かを採って食べること」で、一度だけ家族そろって町のレストランで食事をした時に、暢子は生まれて初めての西洋料理に心を奪われる。

そんな中で父が急逝し、残された母は女手一つで働き、経済的に苦しい中で4人の子供たちは母を支えるために、それぞれ家事を担当。暢子は料理を担うことに。

数年後、1972年、高校卒業を迎えた暢子は、「東京に行きたい。西洋料理のシェフになりたい!」と夢を抱き、東京に渡って念願の有名レストランの厨房で修業を開始する。

ちなみに、タイトルの「ちむどんどん」は、沖縄の言葉で「チム(肝=心胸・心)」が「ドンドン(高鳴る)」様子を表した言葉。沖縄では幅広い年代に浸透している言葉で、前向きで肯定感に満ちた、わくわく感を想起させるイメージに合わせて、ヒロインがさまざまな「ちむどんどん」を経て、成長していくイメージを表現していく。

ヒロインに決定した黒島は「朝ドラは3作目の出演になりますが、まさか自分がヒロインになるとは思っていなかったので、信じられない気持ちです。朝ドラは長期間の撮影になるので、大変なぶん、ヒロインとして(撮影)現場で過ごす時間の大切さも知っているので、本当に心を込めて務めさせていただきたいと思っています」と心境を告白。

また、演じる暢子について、「(暢子同様)私自身も食べることが大好きで、地元の沖縄料理も本当に大好き。料理を通して、ヒロインの暢子がどう成長していくのか、私自身も楽しみです。暢子はとにかく潔く、まっすぐで喜怒哀楽のはっきりした女の子です。私も同じ沖縄出身ということで、強さと優しさをもって演じ切れたらいいなと思っています」と抱負を。


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最後に、「これから、スタッフさん、キャストの皆さんと、毎朝楽しい作品を届けられるように、今から“ちむどんどん”しています!」と笑顔を見せた。

また、「語り」は沖縄出身のジョン・カビラが担当。復帰50周年という節目の年に“沖縄”が注目されるきっかけになりそうだ。

(C)NHK

「連続テレビ小説『ちむどんどん』」
2022年春〜 NHK総合ほかで放送

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